公開日:2020.06.28 更新日:2020.06.28
目次
オウンドメディアとは?
こんにちは、ソラノデザインの角田です。
今回は、企業のWeb集客担当者様向けの記事です。
「今更聞けないけど、オウンドメディアってなに?」
といった疑問を解決する記事を、具体例を交えながらわかりやすく書いていこうと思います。
まずは結論から申し上げますと、オウンドメディアとは「企業が保有するメディア」の事を指します。
チラシやパンフレットも「オウンドメディア」となるのですが、
Webマーケティングの世界では、
「企業が保有するWebマガジンやコラムなどの、ブログのようなサイトの総称」を指すことが多いです。
オウンドメディアの必要性
オウンドメディアを知るのが初めての方は、
「オウンドメディアって何ができるの?オウンドメディアって利益になるの?」といった疑問を持たれるかと思います。
実際にマネタイズに繋がらなければ、
なかなかコストやリソースを割いて、自社メディアを運営しようという気にはなりませんよね。
しかし実際、オウンドメディアサイトを利用した「コンテンツマーケティング」には一定の効果があります。
オウンドメディアが今の時代なぜ大切なのか
時代も変わり、これまでの「プッシュ型広告」の価値は段々と下降気味になってきました。
プッシュ型広告とは、テレビCMやチラシのポスティングなど、企業側から消費者にプッシュする広告形態のことです。
現代は「ユーザーに自ら見つけてもらう」コンテンツマーケティングが段々と効果を発揮していっています。
これは前記事でも触れた通り、消費者の購買プロセスが時代とともに変化しているからです。
テレビを見ない若者が増え、
商品を購入するときに「まずは検索、比較」といった文化が浸透し、
WebマガジンやYouTubeチャンネルなどの購読者が増えてきている…
等といった事が、皆さんの周りでも起きているのではないでしょうか?
こういった時代の変化に対応する為に、オウンドメディアが有用であり、必要になってきているのです。
オウンドメディアで、コンテンツマーケティングを行おう
そういった時代の流れもあり、前述した「コンテンツマーケティング」が大きな力を発揮する時代となってきました。
ここでの「コンテンツ」とは「記事、情報」の事を指します。
優良な記事を定期的に、いくつも書いていく事で、
1年後、2年後もインターネット上に残る、「長期的な集客における資産」を残すことができるんですね。
具体例を挙げてみましょう。
例えば、あなたが「パフェ・スイーツのお店」を経営していると仮定します。
自社のWebサイトだけでは、閲覧するユーザー層に限りがあります。
しかし、「パフェの作り方、スイーツの作り方、スイーツの美味しい食べ方」がテーマのオウンドメディアを運営し、
自店舗に興味がないユーザーも、オウンドメディアに集められたらどうなるでしょうか?
そして、全ての記事ページの右側などに、「自店舗Webサイトへのリンク」を掲載するとどうなるでしょうか?
アクセス数や認知度は格段にUPするはずです。
新たな顧客獲得はもちろん、他社オウンドメディアに店舗をご紹介頂けたり、SNSでシェアされたりといった効果も期待できます。
ネットショップ(ECサイト)で取り扱っている商品があれば、そちらの購買につなげる事もできるでしょう。
オウンドメディアは上記の例のように、
ユーザーに自発的に見つけてもらうマーケティング = コンテンツマーケティングに、
多くの効果をもたらしてくれるツールなのです。
オウンドメディア運用の際は、優良な記事を書こう!
もちろん、オウンドメディアを運営する上で、中身のない記事を量産してもユーザーは集まりません。
オウンドメディア運営においては、記事の中身が重要になります。
しかしこれを逆手にとれば、
「莫大な広告費を支払わなくとも、優良な記事さえ書き続けられれば効果的にマーケティングができる」という事です。
皆さんも是非、自社のオウンドメディアで「コンテンツマーケティング」を始めてみてください。