Googleコアアップデートが起こったら、いつまで様子を見るべきなのか

Googleコアアップデートが起こったら、いつまで様子を見るべきなのか

WEB制作に携わる方は既にご存知かと思いますが、2020年5月4日（米国時間）にGoogleのコアアップデートが行われました。

コアアップデート（コアアルゴリズムアップデート）とは、Googleが検索アルゴリズムを見直し、検索アルゴリズムの変更を反映するために行われるアップデートです。

コアアップデートが行われると、検索順位は２週間ほど不安定になり、また２週間経った後も元の検索順位には戻らない場合があります。

結論から言いますと、コアアップデート後２週間は何もせず様子を見るべきです。

コアアップデートが行われると、３〜４日は最大規模の順位変動が起こり、その後徐々に緩和されていきます。

２週間後、何もしなくても検索順位が元に戻っていた…という事も大いにありえます。

前回コアアップデートが起こったのは2020年1月13日、約4ヶ月ぶりですが、今回の2020年5月コアアップデートは順位変動が大きく、ここまで大規模な変化は数年ぶりです。

今回は企業の公式サイトなどが検索順位上昇傾向にあるようで、個人事務所の私のWEBサイトもアップデートの影響で検索順位が下落しています。

ブログ運営を行っている方や、WEBマーケティングに携わる方の間では、「今回の順位変動は凄すぎる」と話題になっていますが、検索順位が下落してしまった方も、まずは焦らず２週間様子をみましょう。

Google社は「ユーザーがより快適かつ迅速に、正確で有益な情報に辿り着ける検索エンジン」を目指しています。

検索アルゴリズムは常に進化し続けていますが、検索アルゴリズムを意識したWEBサイト運営よりも、「質の高い、ユーザーにとって最も有益なコンテンツの提供」が検索順位を長期的に上げるためのなによりの近道です。

コアアップデートは１年に３〜４回行われるので、次回のコアアップデートでは検索順位が上がるかもしれません。

元々SEO対策は「長期的な」マーケティング施策です。

今回順位が下落した方も、上昇した方も、Googleコアアップデートに振り回されず、いつも通り「ユーザーにとって有益なWEBサイト」を作っていきましょう。