公開日:2021.08.27 更新日:2022.01.03
目次
検索順位が上がらなくなっている原因を徹底追求
いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
ソラノデザインの角田です。
今回は、「検索順位が上がらない・上がりにくい」ケースについてや、
検索順位が上がらなくなっている原因を解説いたします。
皆さん、WEBサイトを公開しているのに、なかなか検索順位が上がらない。。。。
そんなご経験はありませんか?
結果には原因が必ずあるはずですが、それが何かわからなければ、改善方法もわからない。
そんな方も多くいらっしゃると思います。
今回はそんな皆様に少しでもお力になれたらと、
情報価値が高いため、ご提示できる範囲には一部ではございますが、
弊社が体感した「検索順位が下がる原因」について記事にまとめさせて頂きます。
悪口コンテンツが原因で、検索順位が上がらない
私の経験則ですが、いわゆる「悪口」となるコンテンツは、検索順位を下げる原因になります。
個人事業主時代、私は多少批判的なコンテンツを取り扱うサイトの、
検索順位の監視を担当させて頂いた事があるのですが、
悪口のような記事が投稿されたのち、検索順位が下降しました。
もちろん事実に基づく報道などは検索順位が下がることはありません。
恐らくですがフェイクニュースが横行する中、「コンテンツの質」「信頼性」がより重視されるようになったのかと思われます。
特にGoogleは「ユーザーにとって良質なコンテンツ」を評価しています。
例えば私が個人的にあの人が嫌いだ、苦手だ、間違っている・・・といった記事を書いたとして、
それは「他者のイメージを操作する、事実確認ができない批判」であれば、「ユーザーにとって良質なコンテンツ」に当たらない可能性が高いです。
サイト内に、第三者目線で俯瞰で見た際に「悪口」に見えるようなコンテンツがないか、
サイト内を確認してみても良いかもしれません。
狙っているキーワード・ジャンルでの専門性が低いせいで検索順位が上がらない
サイト全体の専門性は検索順位に大きく影響します。
例えば私が、趣味の楽器について、ソラノデザインのコラムで大量に記事を書いたとしましょう。
こんなギターがかっこいい、アップライトピアノが好きだ・・・等なんでもいいです。
そうすると検索エンジンは、「このサイトは楽器に詳しいサイトだ」と判断します。
しかしそれではマズいですよね。
ソラノデザインはWEB制作会社ですし、「WEB制作」関連のキーワードで検索に引っかかって欲しいのですから。
コラムやブログを更新することはもちろんのこと、
方向性を定め、サイト全体の「専門性」を高めていくことはなにより大切です。
YMYL領域のキーワードを狙っているのに、信頼性や専門性、権威性が足りていないので、検索順位が上がらない
意外と多いのがこの「YMYL」が影響しているケースです。
YMYL(Your Money Your Life)を簡単にご説明しますと、
YMYLはGoogleが品質評価ガイドラインに定められた項目であり、
お金、健康、政治等、人々の生活に大きく影響するジャンルの事を指します。
YMYL領域のジャンルでは、他のジャンルよりGoogleに厳しく評価される傾向にあります。
例えばですが、架空の病院のWEBサイトがあり、
そのサイトが「金沢 内科」などで上の方に検索順位があると、
ユーザーさんは困りますし、Googleの検索って信頼できないんじゃないかといった疑念が、ユーザーさんに生まれてしまいます。
Googleもいち企業ですので、検索エンジンの使いやすさやユーザーさんからの評価はとても大切にしているので、フェイクニュースや偽の情報が横行する昨今、より厳しくYMYL領域の検索結果を査定しています。
そのため、この「YMYL領域」で検索順位を上げるには、
YMYL領域でないサイトの検索順位を上げることに比べ、労力や苦労は大きいですし、
Googleに評価してもらえるまでの時間もかかります。
もちろん運営している団体・個人の権威性、信頼性によっては、
全く検索順位が上がってこない事も多々あるのが、このYMYL領域です。
- 存在している施設かどうか
- 代表者は社会的に評価・信頼を受けている人かどうか
- どんな団体が運営しているWEBサイトか、専門性は高いか
- 掲載されている文章は、ちゃんと事実に基づいているかどうか
このような項目、いわゆるE-A-T(信頼性・権威性・専門性)が厳しく評価されますので、
YMYL領域の検索順位を上げるためには、最新の注意をはらってサイトを運営・掲載情報を管理していきましょう。
- 運営団体の情報をしっかりと掲載する
- 代表者や、運営している個人の情報をしっかりと掲載する
- 事実に基づく、信頼度・専門性の高い文章を記載していく
- 虚偽の情報は決して掲載しない
などの配慮が必要です。
ペナルティーを受けているので、検索順位が上がらない
最後に稀なパターンかもしれませんが、Googleなどからペナルティーを受けている場合は、
検索順位が上がってきません。
- コピーコンテンツ(他サイトのテキストを違法に引用する)
- ブラックハットSEO(Googleから禁止されている手法でSEO対策を行なっている)
- 日本語的に違和感があるくらい、キーワードを過剰に詰め込みすぎている
などの行為は、ペナルティーを受ける可能性があります。
運営されているサイトがGoogleが公式に出しているガイドラインに抵触していないかどうかなど、
一度チェックしてみても良いかもしれません。
低品質なコンテンツが多い場合も、検索順位が上がりにくいです
低品質なコンテンツがたくさんサイトにあると、検索順位が上がりにくい事が多いです。
- 文字数も画像も少なく、内容が薄いページ
- ユーザーにとって意味を成さないページ
- ユーザーの検索意図を満たしていないページ
がないかチェックしましょう。
どうしても低品質なページを公開する場合は、
WEB制作会社やHTMLの知識がある人に依頼して、
そのページに「noindexタグ」といったタグを埋め込んでもらってください。
noindexタグを使用すると、
Googleによるページのインデックス登録(検索エンジンへの登録)をせずにページを公開する事ができるので、
低品質なページが存在していても悪影響は最低限にとどめられます。
どんなページが低品質なのか判断できない方は、
Google Analyticsなどのアクセス解析ツールや、Google search consoleなどの検索分析ツールを使いましょう。
平均滞在時間やCTRといった項目を確認すると、
「このページ、訪れたユーザーは満足していないな」といったページが見つかるはずです。
例えば天気の情報などは、閲覧してすぐにユーザーは戻るので、
平均滞在時間は10秒前後でも問題ありません。
しかし今私が書いているコラムなどで、平均滞在時間が10秒前後だと、
それは「ユーザーの検索意図に合わない」「ユーザーが満足していない」低品質なコンテンツにあたります。
Google Analyticsなどのアクセス解析ツールや、Google search consoleなどの検索分析ツールをうまく使い、
低品質なコンテンツを洗い出し、改善を行いましょう。
この際によくご質問いただくのが、
「改善しても改善してもユーザーの満足度が低い記事は削除しても良いの?」
といったご質問です。
こちらについてはマーケター個人個人の意見があるかとは思いますが、
私は、改善が難しい記事は削除したほうが良いと思っています。
記事を書くのはもちろん時間がかかりますし、労力もかかるものです。
お金や時間に余裕のある方は、どれだけでも工数をかけられるかもしれませんが、
私のようにそうでない場合、
費用対効果の高い方法で、SEO対策を行うのが良いかなと考えています。
私もソラノデザインの公式サイトで削除した低品質記事は山ほどありますし、
記事の作成以上に、低品質な記事の削除は重要です。
残すものは残し、削除するものは削除する事で、
サイト全体の粒度をどんどん上げていきましょう。
更新が滞っている(フレッシュネスアルゴリズムの影響がある)
Googleの検索エンジンにはフレッシュネスアルゴリズムというアルゴリズムがあり、
情報の鮮度が評価されます。新鮮な情報を掲載しているかどうかなど、注意を向けてみましょう。
また、ただ単に新しい記事を投稿していくだけでなく、過去に書いた記事のリライトも大切です。
例えばWEB業界などは技術の移り変わりが速いので、
5年前に書いた記事に掲載されているトレンド技術と、現在のトレンド技術が違うことは頻繁にあります。
その場合は、記事の情報を最新のものに編集・更新する必要が出てきますね。
「情報の鮮度」といった視点からも、サイト内のコンテンツの見直ししてみましょう。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
検索順位とデザイン、どちらも重視したホームページ制作をご検討中の方は、
是非ご相談だけでも、お問い合わせフォームからお問い合わせください。
今後とも金沢のWEB制作会社ソラノデザインを、どうぞ宜しくお願い申し上げます。