公開日:2020.12.26 更新日:2020.12.26
いつもご覧いただきありがとうございます。
ソラノデザインの角田です。
今回はソラノデザインが考える、
WEBデザインにおける「シンプル」のありかたや、そのメリット・デメリットについて、
記事にまとめさせていただきました。
目次
WEBデザインをシンプルにするメリット
デザインをシンプルにするメリットについてお伝えする前に、
まず現在の時代背景から見ていきましょう。
私が思うに、近年シンプルに内容をまとめたWEBサイトが増えてきたように感じます。
私たちは近年、当たり前のように、
毎日膨大な量のニュースや情報を、テレビ・スマートフォン・PCから得ています。
SNSの投稿や、欲しい商品のレビュー、SNS内にあるニュースコンテンツもそうですし、
とにかく現代は、入ってくる情報量が多い時代です。
「活字離れ」といいますが、感覚的には「文字」を目にする機会は増えているように感じます。
文字を見るのが紙媒体なのか、WEB媒体なのかの違いです。
毎日多大な情報が頭に、目に入ってくる時代に、
細かく長い文章をWEBサイトに掲載したとして、
いったいどのくらいの人が読んでくれるでしょうか?
動画マーケティングが流行っているのも、こういった「情報過多」の時代背景が大きく影響しているように感じます。
動画の場合、文字に比べて、スッと内容が頭に入ってきますし、
画像に比べ多くの情報を顧客に伝える事ができます。
個人的には、一部のビジネスモデルを除き、
情報過多のWEBデザインを、トップページなどに施すことはナンセンスだと感じています。
私がトップページをデザインする際の場合ですが下記2点をとても大切にしています。
- いかにシンプルに、お客様の興味の引く情報を掲載するか
- 色・画像・イラスト・配置などのデザインを用い、いかに良い印象を与えられるか
他にも大切なことは多々ありますが、
デザインを行う上で上記2点はとても大切です。
また、インターネットの発展により、顧客側が「比較」を容易に行える時代背景も考えなければいけません。
例えばホームページ制作会社を金沢でお探しの方。
3社〜4社、候補をお考えのことだと思います。
その際に制作会社1社1社の制作実績や理念、得意分野などを制作会社のWEBサイトから確認し、候補を絞っていかれると思います。
その際に、トップページに1000文字前後の「理念」や「制作手法」の記載があったとしても、
おそらく全ては読まれないどころか、読み疲れて、ページを離脱してしまうでしょう。
競合他社に負けないためにも、
「お客様の求める情報を網羅したWEBデザイン」と「お客様の求める情報を、わかりやすくシンプルにまとめたWEBサイト作り」 の両立は、とても大切といえます。
WEBデザインをシンプルにするデメリット
次は、WEBデザインをシンプルにするデメリットについてです。
WEBデザインをシンプルにするメリットは上述の通りですが、
大きなデメリットも一つあります。それは「検索順位への影響」です。
検索順位を向上させる対策のことを、WEB業界では「SEO対策」と呼ぶのですが、
このSEO対策において近年とても大切な指標の一つに「専門性」というものがあります。
例えばソラノデザインのWEBサイトの場合、
「いかにホームページについて、色々な事が詳しく記載されているか」が、
SEO対策では大切になるんです。
しかし前述の通り、トップページに細かく長く、読むのに疲れてしまう文章を書き連ねるのは、
マーケティング・デザイン的には、あまり良いとはいえません。
シンプルなデザインと検索順位の向上を両立するにはどうすればいいのでしょうか?
ソラノデザインでお勧めしているのは、ブログやコラム、ニュースなどの、
お客様自身で更新できるページを、定期的にしっかり更新し、専門性を高める事です。
検索エンジンのWEBサイトの評価は、なにもトップページだけで決まるわけではありません。
サイト全体を通して、専門性が高いか低いか、判断されるんですね。
シンプルなWEBデザインと検索順位の向上を両立させれば、
お問い合わせ率や購入率(CVR)を、シンプルなデザインによって高めつつ、
閲覧ユーザー数・PV数を、ブログやコラムを更新することで、高めていく事ができるんですね。
検索順位の向上も、WEBサイトを閲覧した方の行動(お問い合わせ・購入まで誘導できるか、離脱率を下げられるか)も、
WEB制作の上ではとても大切です。
シンプルなWEBデザインは、現在の時代背景にマッチしていますが、
しっかりとそのメリット・デメリットも把握し、デメリットに対する対策を練った上で、
集客や事業の成長に効果的なWEBサイトを制作しましょう!