公開日:2020.04.04 更新日:2021.01.07
目次
ホームページ制作のご依頼前に、知っておくと得する予備知識
こんにちは、金沢のホームページ制作会社、ソラノデザインです。
今回はホームページ制作のご依頼前に知っておくと得する、ホームページ制作の予備知識をご紹介していきます。
良いホームページの為のノウハウや、制作時の前準備、必要なものリストなどについてです。
普段体裁上、制作会社がお客様に伝えづらいノウハウも、しっかりと本記事に掲載しています。
少しだけ文章量がありますが、わかりやすくまとめさせて頂きましたので、是非ご覧いただけたら嬉しいです。
ホームページ制作は、意外と時間がかかる
ホームページ制作ご依頼前に必要な「前準備」
ざっくりと要望を制作社に伝えたら、依頼後数日でホームページが出来上がる…..
というのは理想ではありますが、現実はそう簡単にいきません。
お打ち合わせや掲載テキストの準備、メールでのやりとり等、なにかとお客様の側でも必要な作業は多いです。
ご依頼前に必要なものNo.1は意外にも「時間」になります。
具体的にどういった事に時間がかかるのか見てみましょう。
ターゲット層を制作サイドに的確に伝える
ホームページというものは、いわば「広告」です。
大袈裟な例を出せば、例えばハンバーガー屋さんのチラシに、ショッキングピンクや暗い緑色が使われていたら、
「見る人の食欲や購買意欲をそそるチラシ」にはなりませんよね?
これはWEB上でも同じことが言えます。
高い費用を払って出来上がったホームページに、集客効果や広告としての効果が無いという事態は避けたいです。
- このホームページで何を閲覧者に伝えたいのか
- サイトの閲覧者にどういった行動をとってほしいのか
- ターゲット層(ペルソナ)はどういった層を狙っていくのか
これら3点を制作サイドとしっかり意思疎通するだけでも、ホームページのクオリティは大きく変わります。
ホームページは、決して安い買い物ではありません。
良いホームページを手に入れるため、制作サイドとのミーティングに時間を使えるよう、
事前にスケジュールに余裕を持たせておく事が大切です。
制作を急がなければならない特殊な状況でなければ、
ゆっくりと時間をかけて制作を進めていくことをお勧めします。
写真の準備がホームページの印象に大きな効果?
魅力的な写真を使えば使うほど、ホームページの見た目はよくなります。
皆さんがご想像する以上に、写真がホームページの印象に与える影響は大きいです。
ホームページ制作を行う上で、写真の準備方法は大きく3通りあります。
- 無料画像サイトからダウンロードしたものを使用する
- 「Adobe Stock」などの有料画像サイトを使う
- カメラマンに撮影を依頼する
- 自身で撮影したものを、制作時に加工してもらう
近年はスマートフォンのカメラの解像度も高くなってきており、
実際私のところにも、「事前に自前のカメラで撮影してきました」「高解像度のスマートフォンで撮影してきました」といったクライアント様は年々増えてきています。
「100%自分好みの写真にできる」「費用をかけずに撮影できる」などのメリットもありますし、
横幅1920px以上の写真を撮影できる高解像度のカメラ・スマホをお持ちの方は、
ご自身で事前に写真を準備されても良いかもしれません。
一番大切なのは、WEBサイトを立ち上げる「目的」です
これまで本当に沢山のホームページを作ってきましたが、
振り返ると、いくつか「もったいないな、損しちゃわないかな」というお客様にお会いすることもありました。
もちろん私たち制作者はあくまで受注側の人間です。
お客様のご意見を無視するわけにはいきません。
しかし、いくつか個人的に感じた「WEBサイト制作の失敗事例」を参考に、ホームページ制作の目的意識の大切さについて、最後にまとめようと思います。
失敗例01.デザインしか見ていない
これは業界ではあるあるなのですが、「デザインにこだわりすぎて、デザイン以外の事を全く質問してこられないお客様」にたまにお会いする事があります。
既に多くの知名度を誇っている、大企業様などはデザインだけに拘っても良いかもしれません。
所謂「ブランディング重視」といった戦略です。
しかし「集客用にホームページを作りたい」と考えているお客様には、「コンテンツファースト」というマーケティング概念をおすすめします。
コンテンツファーストとは、従来の「見た目」「画像の量」「配置」を最優先するデザインとは違い、
まず「伝えたい内容」「情報量」「文字数」を第一義とし、デザインをコンテンツ(情報)に合わせてデザインしていくという手法です。
どれだけ見栄えのよいホームページができても、ホームページを閲覧した方が、「綺麗なホームページだなあ」で終わってしまっては意味がありません。
どういったコンテンツや文字をどこに入れたら、閲覧者の購買意欲をくすぐれるのか。
そういった点に特化した制作手法が「コンテンツファースト」なんですね。
また情報やコンテンツを優先して作ったホームページは、自ずと「必要な情報が多く含まれているホームページ」になります。
今ご覧になっているソラノデザインのホームページもそうですね。
「ホームページ制作」に関する情報が多く含まれている、コンテンツファーストのサイトです。
情報が多く含まれているWEBサイトは、閲覧者様の購買意欲を促すだけでなく、
「検索順位の向上」にも効果があります。
検索順位を決めているGoogleの検索エンジンが、
「このページは○○に関する情報量が多いな」と判断し、関連キーワードでの検索順位を上げてくれるんですね。
こういったメリットを得るため、また失敗しないご依頼をするためにも、
「このホームページで何を伝えたいのか、どんな結果を得たいのか」は、できる限り具体的に、事前にお決めいただく事をおすすめしています。
失敗例02.理念などを掲載しすぎてしまっている
ビジネスを行う人にとって、「理念」というのは何よりも大切なもので、また大きなモチベーションとなるものです。
私もついつい、「WEB制作に携わった理由」「WEBに対する情熱」などをホームページに掲載したくなってしまいます。
しかしWEBマーケティングを行う上で大切なのは、
閲覧者の気持ち・ニーズを理解したサイト設計を行うことです。
たとえば「金沢 ホームページ制作」で検索にかかるWEBサイトを制作した場合、
検索した人が欲しい情報は「価格」「制作実績」「デザインの雰囲気」「費用対効果」がメインかなと予想できます。
それなのにトップページの主要箇所に理念を多く掲載してしまえば、
検索ユーザーへ「欲しい情報が乗っていない」「必要な情報までたどり着きにくい」といった印象を与えてしまい、
お問い合わせや売上に繋がりにくいです。
閲覧者が「何に興味を持って、このホームページを開いたのか」を正確に把握せず、
閲覧者が欲している情報と外れたものを掲載しすぎてしまうと、ホームページから人が離れていってしまうというわけですね。
もちろん、検索順位を判断するGoogleの検索エンジンは、「サイトの滞在時間」「閲覧したページ数」なども大きな評価基準にしています。
教育関係のサイトなどは「理念」「先生の人柄」などの情報が多く見られるので、一概には言えませんが、
一般的なビジネスモデルの会社様であれば、品質の良いWEBサイトを保つためにも、
理念などは閲覧者の離脱率が上がらない程度に、適切な量を適切な場所に掲載するのがベストかなと思います。
最後に
ここまで記事をお読みくださり、本当にありがとうございました。
今回はホームページ制作の現場から見る、ホームページ制作依頼前〜依頼時のあれこれについて書かせていただきました。
WEBに関するご相談・ご質問等ございましたら、
ご相談〜お見積もりまでは無料で行っておりますので、ご気軽にお問い合わせいただけたらと思います。
今後ともソラノデザインを、どうぞよろしくお願い申し上げます。