公開日:2020.06.28 更新日:2020.06.28
目次
UI/UXとは?
WEBデザインを学び始めるとよく聞くようになる、「UI」「UX」「UI・UXデザイン」などといった単語。
聴き慣れないうちは、この単語が一体何を意味するのか曖昧になりますよね。
今回はUI・UXの意味についてまとめさせて頂きました。
UIとは?
UIはユーザーインターフェイス(User Interface)の略称です。
インターフェースは日本語に訳すと「接点」といった意味を持ちます。
ですので「UI」とは、WEBデザインにおける「ユーザーとの接点」の事を指します。
例えばボタンの配置やフォント(文字)の大きさ、可読性の高い色かどうか….など、
WEBサイトがユーザーと接する部分の事を「UI」と言います。
WEBサイトがユーザーに触れる部分…といった表現がわかりやすいでしょうか。
デザイン業界にいると、「UIが悪い」といった言葉をよく見聞きします。
これは例えるなら、ボタンの配置が不親切であったり、
一部のボタンが大きすぎて他の要素が目立たずクリックしにくかったりなどと言った場合を指します。
グラフィック的なデザインがどれだけ優れていても、UIが優れていなければ、
最終的にWEBサイトとして優れていない….という結論に至ります。
絵画や写真のデザインと、WEBデザインの違うところですね。
WEBデザインではUIが大事です。
UXとは?
UXはユーザーエクスペリエンス(User experience)の略称です。
エクスペリエンスとは日本語に訳すと、「体験」「経験」を意味します。
つまり、UXとは「WEBサイトや製品、サービスを通して、ユーザーが得られる体験」を指します。
例えばWEBサイトを閲覧したとき、
綺麗なデザインで、必要な情報に効率よく辿り着け、見やすいレイアウトのWEBサイトは「UXが良い」と言えるでしょう。
ユーザーが感じたこと全てが「UX」と言っても過言ではありません。
また、良いUX(ユーザーエクスペリエンス)のためには、良いUI(ユーザーインターフェース)が大切です。
UXはUIとも密接に紐づいているんですね。
良いUXのためには良いUIが必要ですが、UI以外の要素も重要です。
よく皆さんが実感できる部分だと、「WEBサイトの表示速度」などもUXと言えるでしょう。
表示速度はUI(ユーザーインターフェース)ではないので、
良いUX(ユーザーエクスペリエンス)のためには、UI以外の箇所も配慮が必要….といった事がご理解いただけるかと思います。
より良いユーザー体験のために、UIも、UI以外のあらゆる要素も、ユーザーにとって充実したものにする必要があります。
デザイナー・コーダーが連携して、良いUI・UXのWEBサイトを目指しましょう。