公開日:2020.04.23 更新日:2020.06.25
目次
SSL化とは?
こんにちは、金沢のホームページ制作事務所、ソラノデザインの角田です。
当サイトにはSSL化についての記事がなかったので、この機会にまとめさせたいただこうと思います。
SSL化とは、「暗号化通信」を行う事で、「通信の改ざん、盗聴」を防ぐWEBサイト上での仕組みの事です。
「???」ってなっちゃいますよね。私も最初、SSL化の参考書を読んだ時はそう感じました。笑
SSL化されているかどうか、確認する方法
どのWEBサイトがSSL化されているか判断するのは、実は簡単です。
URLが「https://kanazawa-homepage.jp/」となっていればSSL対応済みのWEBサイト、
「http://kanazawa-homepage.jp/」となっていればSSL非対応のWEBサイトです。
お気づきでしょうか?同じURLに見えて、文頭が「http」になっているものと、「https」になっているものがあります。
「https」になっているのが、SSL化が完了済みのWEBサイトですね。
SSL化って必要なの?
結論から言いますと、2020年のホームページ制作において、SSL化は必ず必要と言っても過言ではありません。
古いサイトであっても、もちろんSSL化は必要です。
ブラウザのURL表示欄に、上記のような「保護されていない通信」と警告が出たのを見たことのある方は多いのではないでしょうか?
これはSSL非対応のホームページに表示される警告です。
もちろん、SSL化していないホームページは、警告が表示されるだけではなく、GoogleからのWEBサイトの評価も悪化し、検索順位などにも悪影響を及ぼします。
SSL化の費用は私のような個人に頼むと8000円〜、企業に頼むと数万円〜が相場です。
まだSSL化を行っていないホームページをお持ちの方は、是非SSL化をおすすめします。
SSL化の役割とは?
「SSLサーバー証明書」というものがないとSSL化は行えません。
もちろんこの証明書は、ソラノデザイン含め、各制作会社さんに依頼すると取得を代行してやってくれますので、取得方法については割愛いたします。
SSL化には、下記のような役割があります。
- ドメイン(URL)が実在している事を、第三者が証明書によって証明する
- 前述の、「暗号化通信」のため
- ドメイン(URL)を取得している企業や団体・個人が、実在のものである事を証明するため
つまりSSL化には、「ドメインの存在や信頼」を証明することで、WEBサイトを閲覧するユーザーが安心してネットサーフィンできるようにするといった役割があります。
WordPressで作られたサイトをSSL化する際は注意が必要
一点注意しなければならない事は、「Wordpress」というツールを使って作られたWEBサイトをSSL化する際は、通常のSSL化に比べてもう一手間必要だということです。
WordPressの設定や、保存されている記事のURLなど、SSL化を行う事で変更しなければならない点がいくつかあります。
もしWordPressで作られたWEBサイトをお持ちで、SSL化のご依頼をされる方は、「WordPressが入ったWEBサイトです」と、作業担当の方にしっかりと伝えましょう。
「SSL化を行った事で、WEBサイトが見られなくなった」などという事態を避けるためですね。
SSL化にはリダイレクトが必要
SSL化はただ行うだけでは意味がありません。
ここは注意点なんですが、「http」でアクセスが合った際に、「https」に転送するよう、「リダイレクト」という処理を行う必要があります。
例えばソラノデザインのこのサイト、http://kanazawa-homepage.jp/でアクセスしても、自動でhttps://kanazawa-homepage.jp/に転送されるようリダイレクトを設定しています。
「http」でアクセスしても、「https」に自動で変わっているんですね。
こういった「リダイレクト」はWEBサイトのSSL化を行う際に絶対に必要です。
実はリダイレクトにも種類があり、SSL化の場合は「301リダイレクト」というリダイレクトを行う必要があります。