公開日:2020.04.23 更新日:2020.04.27
目次
301リダイレクトとは?ホームページのリニューアルに必ず必要な301リダイレクト
突然ですが皆さん、301リダイレクトという言葉をご存知でしょうか?
ホームページをリニューアルする際は、必ず301リダイレクトを行わなければいけません。
今回はなぜ301リダイレクトが必要なのか、そもそもリダイレクトとは何なのか、どういった効果があるのかについて、記事にまとめました。
そもそもリダイレクトとは?
ホームページにはそれぞれ「URL」というものが存在します。
リダイレクトとは、言ってしまえば「転送」です。
「この古いURLを開いても、今はページが存在しないから、こっちのページに飛ばしたい」
「このURLとこのURLは表示されるページが一緒だから、転送してひとつにまとめたい」
などの場合に使います。
例えば、ソラノデザインのトップページのURLは、「https://kanazawa-homepage.jp/」なんですが、
実は、違うURLである「https://kanazawa-homepage.jp/index.php」でもトップページを見ることができます。
違うURLで同じページが表示されるのは、ホームページの仕組み上仕方のない事なので変えられません。
しかしリダイレクト(転送)を行う事で、URLを一本化(統一)するというわけです。
https://kanazawa-homepage.jp/index.php
例えば上記のURLには文末に「index.php」とありますが、をクリックしても、ブラウザのURLバーには「https://kanazawa-homepage.jp/」と表示され、「index.php」という文末が取り払われています。
「index.php」が消えているのが確認できましたでしょうか?
「https://kanazawa-homepage.jp/index.php」→「https://kanazawa-homepage.jp/」
にリダイレクトを行っているため、こういった挙動になります。
なんでリニューアルの際にリダイレクトが必要なの?
同じ内容のページのURLを統一・一本化する事で、検索順位向上の効果を得られます。
Googleはホームページに対して、ページごとに点数や評価をつけています。
URLがばらけていると、評価も分かれてしまいもったいないんですね。
301リダイレクトとは?
301リダイレクト、302リダイレクト…など、リダイレクトには種類があります。
「一時的にリダイレクトさせて、あとから戻したい」という場合は「302リダイレクト」を使用します。
302リダイレクトでは、Googleにも「一時的なリダイレクトですよ」と伝えることができ、間違ったページの評価を防ぐことができます。
つまり302リダイレクトは「一時的な転送」です。
それに対して、301リダイレクトは「恒久的な転送」を意味します。
「永遠に転送しますよ」という事をGoogleに伝え、ページの評価がバラけないようにするんですね。
「https://kanazawa-homepage.jp/」と「https://kanazawa-homepage.jp/index.php」の内容が同じなので、
「https://kanazawa-homepage.jp/index.php」にアクセスしても「https://kanazawa-homepage.jp/」にリダイレクトされる…
といった先ほどの例を思い出してください。
これはページの評価を一本化し、URLを統一するために行ったリダイレクトなので、「恒久的・永続的」なリダイレクトである、「301リダイレクト」を行っています。
ホームページのリニューアルの際に301リダイレクトは必ず必要
ホームページをリニューアルする際、301リダイレクトは必ず必要です。
このリダイレクトを怠ったり、間違えて302リダイレクトを行うような、質の低いWEB制作会社に依頼すると、「ホームページのリニューアル」に失敗してしまいます。
ホームページをリニューアルする際、間違いなく中身の構造も変わります。
「これまであった「事業内容ページ」が1ページだったのにリニューアルし3ページになった」「URLに追加や変更があった」などです。
仮に、以前までの「事業内容」ページにGoogleが80点をつけていたとしましょう。
Googleがページに正確な評価をつけるまで、約1年前後以上の時間がかかると言われています。
1年間かけて成長してきた、「事業内容ページ」の点数「80点」。
これを作り直した事で、また「0点」からスタートするなんて事態が起きないように、301リダイレクトは必要なのです。
具体的には、
旧事業内容ページのURLが 、「https://test.com/about/」で、新事業内容ページのURLが「https://test.com/company/」の場合、
「https://test.com/about/」から「https://test.com/company/」に転送されるように、301リダイレクトを行うといった処理ですね。
ホームページリニューアルをご依頼される方、ホームページ制作に携わっている方共に、リニューアルの際は必ずこの「301リダイレクト」を忘れずに行いましょう。
この「301リダイレクト」を行うだけで、リニューアル後のホームページの価値がさらに高いものになります。