公開日:2021.02.21 更新日:2022.09.11
目次
WEB制作会社の選定の際は、目的を明確にしよう
金沢のWEB制作会社、ソラノデザインを運営しております角田です。
今回は初心に戻り、基本的な記事、「WEB制作会社の選定」について、
「ブランディングとマーケティング」といった観点から掘り下げた記事をお届けしたいと思います!
「WEB制作の目的を明確に」とは?
WEB制作の目的….「ホームページが欲しい」といっても一概には言えず、
ブランディングが目的なのか、マーケティングが目的なのか、
目的によってWEBサイトというのは大きく分かれます。
ブランディングとマーケティングの違いを詳しく知りたい方はこちらから
簡単に申し上げますと、
ブランディングは企業のロゴ、商品のパッケージやWEBサイトの外観、
CMソングなど…..デザインやクリエイティブの力を使って、
「企業イメージ(ブランド)」を形作っていくものです。
対して「マーケティング」は、ブランドを作る活動ではなく、「市場」を作る活動なんですね。
ブランド力を高める活動・ブランド化を行う活動 = ブランディング
多くの方に認知してもらうための活動 = マーケティング
と言ってもよいでしょう。
例としてあげれば、デザインの素敵な、企業ブランドに沿ったパンフレットやロゴを作ることでブランド力を高める事がブランディングで、
広告を効果的に回す方法を立案・実行したり、より多くの人たちに自社の情報を知ってもらうためにする活動がマーケティングです。
WEBサイト制作を行う上では「マーケティング」が目的のサイトなのか、「ブランディング」が目的のサイトなのかで、
制作内容やノウハウ、制作手法も大きく異なります。
もちろん、WEB制作会社によって、
「ブランディングが得意なWEB制作会社」と、
「マーケティングが得意なWEB制作会社」が存在するように、
それぞれの制作会社にも得手不得手があります。
- お客様が、ブランディングとマーケティングの違いをしっかり認識していること
- ブランディングとマーケティングの違いをしっかり認識しているWEB制作会社であること
- 目的に応じたWEB制作会社に、制作を依頼する事
の3点は、
WEBサイトを立ち上げるにおいて、最も重要な事項の1つと言えるでしょう。
※目的の選定や、どのようなWEBサイトを作るべきかについて、無料相談を行っています
ブランディングとマーケティング、どちらを目的にすればいいのか悩まれている方へ
すでにユーザー(世の中)に商品名や会社名が浸透している企業様や、
特に「今大幅に新規顧客を増やしたい」というご希望が無い企業様は、
制作時に、「ブランディングに特化したWEBサイトを制作したい」とご依頼されるのが良いかと思います。
反面、「これからWEB集客を強くしていきたい方」「新規顧客を増やしていきたい方」は、
マーケティングに特化したWEBサイトを制作すべきです。
もちろん「マーケティングに特化」といっても、比率はあります。
「マーケティング7 : ブランディング3の比率で」といった形で、両者のバランスを保った制作ケースが多いです。
ソラノデザインはマーケティング寄り?ブランディング寄り?
ソラノデザインではマーケティング寄りのWEBサイト制作のほうを得意としています。
しかし、デザイン性やブランド性を全く無視している訳ではありません。
「デザインを取るか、マーケティングをとるか」となった場合に、
マーケティングを優先することが多い…といった会社です。(クライアント様のご要望にもよります)
「デザインを取るか、マーケティングをとるか」ってどういう意味?
具体的な例として、今ご覧になっているこのサイトの上部、メニューバーなどがそうですね。
トップ、サービス、制作の流れ….などのリンクが並んでいるかと思いますが、
正直、デザイン的には英語にした方がかっこいいですし、オシャレなサイトに見えます。
しかし、マーケティング面では、英語ではなく、ページの内容が明示的にわかりやすい日本語の方が良いです。
「目的の情報に素早くたどり着けるサイト作り」は、WEBマーケティングにおいて、
基本中の基本なんですね。
ソラノデザイン公式サイトの場合は、「マーケティング9 : ブランディング1」と言って良いくらいの、
極端にマーケティング寄りのWEBサイトなので、
今回のメニューバー日本語の例については、少し極端な例になってしまいます。
お客様からご依頼いただいた制作の際は、メニューバーは目立つ箇所ですので、
英語が良いか、日本語が良いか、お客様にご確認を行った上で制作を行っております。
しかしこの「メニューバーが日本語か、英語か」という部分は、
「デザインを取るか、マーケティングをとるか」という選択肢がどんなものなのか、
わかりやすい具体例なのではないでしょうか?
ソラノデザイン公式サイトの場合は、
メニューバーを日本語にしてから、サイトの回遊率・お問い合わせ率共に向上しました。
しかしデザイン的には、英語のメニューバーより少し野暮ったくなってしまっています。
こういった「デザインとマーケティングの兼ね合い」という部分は、
WEBデザインを行う上でどうしても発生します。
目的に沿ったWEBサイトを手に入れるためにも、デザイン前のお打ち合わせの段階で、
「WEBサイトで集客したい」のか、「ブランド力を強化したい」のか、
その比率はどのくらいに考えているのかなど、
目的を明確に制作会社に伝えることで、後悔のないWEBサイト制作を目指しましょう!
最後に
以上、目的別(ブランディング or マーケティング)のWEB制作会社の選定方法についての記事でした。
最後までご覧いただきました方、本当にありがとうございます。
また、ソラノデザインでは制作ご依頼前の方へ向けた「無料相談」も随時行っております。
どんなホームページを作ったら良いかわからない、
どのWEB制作会社に依頼しようか迷っている、
といったお客様は、是非下記お問い合わせフォームよりご相談ください。
今後とも金沢のWEB制作会社ソラノデザインを、
どうぞよろしくお願い申し上げます。