【SEO対策】検索順位が上がるまではどのくらいの期間が必要？

検索順位が上がるまではどのくらいかかる？

WEBサイトを公開してから検索順位が上がるまでは、いったいどのくらいの期間がかかるのでしょう？

SEO対策とは検索順位を上げるために行う様々な施策の事です。

WEBサイトを公開すると / SEO対策を行うとすぐに検索順位が上がる…というふうに誤解されがちですが、実はSEO対策の効果が現れるまでは、最低でも3ヶ月〜半年以上かかると言われています。

今回は私のようなWEB制作者が行うSEO対策の種類や、ケースごとの「検索順位が上がるまでの期間」について、記事にまとめさせていただきます。

検索順位を上げるためにWEB制作者が行うこと

まず、私たちWEB制作者が検索順位を上げるためにどのような事を行っているか、簡単にご説明しましょう。

初めに、「最初の制作」の際に行うSEO対策と、「制作後」に行うSEO対策の２種類があるという事をご理解ください。

最初の制作の際に行うSEO対策とは、制作時のプログラミング上の内部対策、表示速度に対する対策、WEBサイトタイトルやページ内テキストの選定などですね。

スモールワード（競合が少ないキーワード）では、「最初の制作」の際に行うSEO対策だけで十分ですが、ビックワード（強い競合が多く、難しいキーワード）では、何ヶ月〜数年かけて、SEO対策を行う必要があります。

また予備知識ですが、SEO対策の用語として、競合の多いSEO市場を「レッドオーシャン」、競合の少ないSEO市場を「ブルーオーシャン」と言います。

「レッドオーシャン / ビックワード」のキーワードで有名なのは、「脱毛」などですね。

大手の企業が、多くの資産を投じSEO対策を行っているので、「脱毛」というキーワードでSEO対策を行うにはそれなりの期間と費用が必要でしょう。

スモールワードで検索順位が上がるまでの期間は半年前後

さて、SEO対策に関する復習が終わったところで、本題にもどりましょう。

新しいドメインのWEBサイト＆月間検索数が100〜ほどのスモールワードで、検索順位が上がり10位以内に入るまでは、私の経験では、約半年ほど必要です。

しかし例外もあります。

例えばこのソラノデザインのホームページはですが、4月2日に公開しました。（実は今月まで、ホームページは無しで仕事していたんです）

その際に新しいドメインを取得したので、このホームページの年齢は現在「1ヶ月」です。

そして今月、「金沢 WEBエンジニア フリーランス」というキーワードで検索順位が上がるよう、このキーワードで検索にかかるよう記事をライティングしました。

【金沢】フリーランスのWebエンジニア・Webデザイナーはどんな仕事？

という記事ですね。

スモールワードなので、4月30日現在、公開後1週間で上記キーワードで1位をとっています。

これは運が良かった例ですが、早ければ公開後1ヶ月経っていないWEBサイトでも、スモールワードで1位をとることが可能です。

適切なSEO対策を行える技術者が、北陸には少ないという事も影響しているでしょう。

もちろん、「狙っているスモールワード」ごとに難しさは変わります。

しかしスモールワードであれば、検索順位が上がってくるまで、運が良くて数週間〜長くて半年前後の期間が必要です。

ビックワードで検索順位が上がるまでの期間

対して、ビックワードで検索順位が上がるまでは、どのくらいの期間が必要なのでしょう？

ビックワードとは、月間検索数が10,000前後、もしくはそれ以上の需要の大きいキーワードです。

そもそもビックワードでのSEO対策となると、制作段階でのSEO対策だけでは競合に勝てません。

「検索順位が上がるまでの期間」以前に、「検索順位を上げるための長期的な対策」が必要でしょう。

ビックワードで検索順位が上がるまで、結論から言いますと、1年半以上は必要です。

これはSEO対策を行う期間だけではなく、GoogleがWEBサイトと競合WEBサイトとの差を正式に判断するまで1年以上かかるというのも理由のひとつです。

もちろん、ビックワードで10位以内を狙うには、それ相応のコストが必要です。大手企業がこぞってビックワード / レッドオーシャンの検索キーワードに投資しているので、その中で勝利を納めるには、それなりの覚悟が必要という事ですね。

GoogleはWEBサイトの専門性や質を評価するので、質の高いページを何十ページも量産し、「価値のあるWEBサイト」である事をアピールしなければなりません。

SEO対策では焦りは禁物です。

しかし、検索順位の向上は、広告費を投じるよりもはるかに「長期的に大きな集客窓口」「資産」になります。

キーワードの競合性や自分のWEBサイトの内容や表示速度などを加味した上で、半年〜数年スパンでのWEBマーケティングを行いましょう。