公開日:2025.04.29 更新日:2025.04.30
いつもご覧いただきありがとうございます。
GWですね。
4月の売上が締まったんですが、
この半年のハードワークが報われ、かなり調子良いです。
ようやく数年ぶりに、事業も、体調も、気分も。
絶好調とは言えませんが、好調です。
そんな春の大型連休。
ようやくチームも売上を伸ばす体制や雰囲気になり、
ちょっと嬉しいことがあったり、
ちょっと苦労することがあったり。
そんな波を上下しながら、トータルで見ると経営も安定してきています。
「働きやすさ」「働きがい」「売上」の、「最大公約数」。
それを実現しつつありますね。
大きく儲かっているわけではないですが、
「辿り着きたかった会社像」の入り口と言った所感です。
下記画像は、来週以降の、通販事業における私の個人タスク。
目標から逆算してタスクに落とし込み、ゴリゴリタスクを消化していく大切さを、改めて最近痛感してます。
このタスクを毎月こなしながらWEB制作もやるのは大変なぶん、
少しずつですが着実に事業が前に進んでる実感を、得る事ができます。
言えた義理ではないですが、
本当は他の人たちと辿り着きたかった場所です。
しかしこの努力量を他の人に強いるなど、到底無理な話。
当たり前ですけど立場が違えば見え方が違います。
特に通販事業立ち上げに際し、目の前に起きてる現実や出来事を同じように捉える人は、結局振り返れば、経営者仲間しかいませんでした。
「ゼロイチは独りでやるべき。
レールを作って、そのレールの上を誰かに走ってもらうときに人を増やすべき。」
とある同級生に言われたのが、少し印象的でした。
事業が無くならず、ここまで来るために。
否定しなければいけない価値観も、自分にも周りにも強いるべき努力も。
心情的に乗り越えづらかった苦労も。
色々考え、経験し、今は業務委託組織で回し、
トップスピードで新規事業を推進しています。
立ち上げに際し、何か問題が起こっては、気持ちの整理や回復に随分と時間がかかりました。
しかし今は、不満のような慢心も混乱も疲れも、段々と消え、事業が進んでます。
この4年半の経営人生で関わった人、全員に対して、してくれなかった事ではなく、してくれた事に目を向けた上で。
忘れないと前に進めないものは徹底して忘れ、
学ぶべきものを徹底して学び、
そろそろ会社として、また一歩大きく前進する時期です。
同時に、私の”稼ぐ力”は、まだまだ弱すぎると、非力さも感じています。
近い将来、何があっても、何もかもを、誰もかもを背負えるような、
盤石な年商と組織体制を、会社として手に入れるつもりです。
結論、めちゃくちゃモチベーションが上がってますね。
最近あったことで、個人的にいちばん嬉しいのが、半年前くらいに考えた施策が、ようやく実を結んできた事。
「頑張りは半年くらいして数字に反映される」と、ビジネス界隈でよく使われる言葉ですが、
身を持ってその言葉は真実なんだなと、実感してます。
事業は安定してきましたが、
貯金は通販事業立ち上げで、ほぼ底をついたので、
まだまだ安心できませんが、小休止。
次のフェーズでは、「背負いすぎない力」も養いつつ、
“何かあった時に戦う余力”も残して、ブレイクスルーを目指す。
通販立ち上げ期のハードワークが落ち着き、
最近心身ともに元気と集中力を取り戻してきて、思います。
あんなノイローゼ気味の状態には二度と戻りたくないと。
年齢的にも、あそこまでハードに働くのは、あの時期が人生最後ですね。
元気で思考がクリアな自分を維持しながら、事業はまだまだ伸ばしていきます。
本日は息抜きに、ずっと書きたかったコラム、
「4年間経営して、もっと早く知りたかった事。」というコラムを書いていこうと思います。
私が起業した4年半ほど前、
その時に知っておけば、、、と思う事リストです。
本気で私が、起業前にこれを知っていたら、と思う内容になっています。
また、後半はそれらを踏まえた、「これからの課題」を書いていこうと思います。
よろしくお願いします。
目次
成功する人は”世の中の物事・人”を知っている
抽象論に聞こえるかもですが、
成功する人は”世の中の物事・人”を知っている
これは経営者になってTOP3に入る学びでした。
起業前26歳の頃にいたコミュニティが、
今振り返れば自分の人生で、いちばんビジネスリテラシーの高い先輩方にもまれ過ごした時期でした。
その頃思ったんですよね。
”成功している人って、世の中や人に詳しいな”と。
例えばですが、先輩たちが飲みの席などで、
当たり前に「コワーキングスペースかー、なかなか上手くいかないからね。」とか。
「ジム系のFC今トレンドで、短期では儲かるし、4年後参入だと儲からないから先に参入しとこうかな。」とか。
そんな言葉が飛び交ってました。
それを聞いて若い私が思ったのが、
「成功している人は”世の中の事”を理解しているな」という事でした。
すごい抽象的なんですが、これは本当に真理なんですよね。
世の中の事を知っていれば知っている人ほど、成功している。
もっとわかりやすい話題だと、「カフェ立ち上げは1千〜2千くらいイニシャルかかるからね。」とかもそうですね。
僕は当時知らなかったですもん。
カフェ事業の立ち上げコストなんて。
全然違う業界ですし、そもそもそこにアンテナをはっていなかった。
しかし成功してる人は、様々なところにアンテナをはって情報収集していました。
「成功のために情報を集めている」というよりは、
「自分が生きる世の中にちゃんと興味を持っていて、好奇心から学んでいる。」ように見えました。
そこに労力を割くことがどれだけビジネス人生で重要か、私も途中から気がつき、アンテナをはりはじめました。
もっと早くその事に気がつき、もっと若いうちからアンテナをはっておけば、と今、私は思っています。
これは世の中の”事象”に対してだけでなく、”人”に関してもそうです。
私は創業1年目、
年収を高く設定すれば、人は頑張るだろうと思っていた時期がありました。
よくSNSで見るじゃないですか。
「頑張らないのは、給与が低いからだ!」のようなコメントや投稿。
しかし実際に、給与を高めに設定して経営をして4年、気がついたのですが、
別に大きく年収を上げたからといって、人は頑張りません。
頑張る人は頑張るし、頑張らない人は給与に関係なく頑張らない。
どちらかといえば、人は、
”頑張らないと、置いていかれる”
”頑張らないと、損をする”という状況じゃないと頑張りません。
”頑張ったのに損する環境”は良くないです。
しかし、「給与が高ければ頑張る」というのも、
性善説に基づき過ぎている誤解だと、
実際にやってみて学びました。
細かくは次の章、”事業と人は「時代」と「構造」で動く”で、
書こうかなと思います。
事業と人は「時代」と「構造」で動く
前置きとして、また先輩方の話を。ー
”人は何で動くのか”という事も、成功している先輩方は熟知していました。
これは前項の”世の中の事を知っている”の話につながる事で、
結局、
- 世の中ってこうだよね
- 世の中ってこういう仕組みだよね
- 人ってこういう生き物だよね
という事を知っていれば知っている人ほど、
成功するのがビジネスという世界なんだなと、
この4年半ほどの経営生活で痛感しています。
「世の中や人に期待しない」というのは少し違って、
「世の中や人への期待値が、現実に即している状態。」という表現が近いですかね。
本題に入ります。
それに通ずる話なのですが、
事業と人は「時代」と「構造」で動く
というのは、ここ数年でいちばん重要な学びでした。
ふとメディアを見ていて思ったんですよね。
結局”時代だな”と。
有名でレジェンドのようなお笑い芸人が、週刊誌により失墜したり、
逆に、TV芸能人に比べて、実力がそんなにあるのか?と感じるユーチューバーが勢いに乗って稼いでいたり、調子に乗ってしまっていたり。
労務系の有名なサービスが上場前、スケールしている時期に、
よく調べると、ちょうど働き方改革の黎明期で、労務系サービスの導入に国が補助金を出しまくってました。
それが追い風になっていたことも、その労務系のサービスが上場した一因だったのかなと。
最近で言うと、SNS系のインフルエンサーなり、SNSを絡めたビジネスは時代の流れで伸びていますよね。
もちろん本人の魅力や実力、努力も大きいのですが、「時代」も大きいです。
世の中の構図をはたから見た時に思ったのが、
「時代の流れには誰も勝てない」という事です。
極端な話、槍でマンモスを倒し狩る、そういう時代に私が生まれていたら、
私はどのコミュニティーでもリーダーじゃなかったでしょう。
こうして誰かに、情報や考えが、伝わることもなかったはずです。
たまたま、パソコンを使うのが得意な人がある程度稼げたり、
コミュニティーでリーダーになれたりする時代に生まれただけであり、
この会社ソラノデザイン合同会社の成功も、ある種「時代」です。
個の力やアイディアなんて、”時代”に比べれば、本当に大したものではありません。
もちろん、個の力やアイディアは重要ですし、
私もいまだにスキルアップのため勉強をしています。
しかしここで書きたいのは、”時代の流れ”や”構造”というのは大きすぎて、
個の力では、到底立ち向かえるものではない、という事ですね。
この事をメタ認知できているかどうかで、
ビジネスモデルや各施策の選定が変わると思っています。
つまり、時代に即したビジネスをできるかどうか、
時流に乗れるか、時流を読めるかどうかが、とても大切だと言う事です。
また、これはある動画の受け売りなのですが、
「今、流行っているモノ」に手を出しても大きく得はしないというデータがあります。
2007年は総合商社や金融や自動車メーカーが就職先の人気ランキングトップでしたが、
最近はM&A仲介や外資系コンサルやコンサルがトップですよね。
「これから来る流れ」を読み、先行投資する力が必要です。
つまり今、流行っているからと言って、SNSに投資するのは、すでに遅いと私は思っています。
また、これに近しい話で、
「人は構造でしか動かない」という学びもあります。
部下が自分のために頑張れば会社が伸びる”構造”を作る
「人は構造でしか動かない」
最近の求人で、入社の方向で調整している、久しぶりの正社員さんがいます。
その方の特徴は、「1日8時間、ブランドの動画を作る事に関して抵抗もない」「動画制作やプロモーション施策を覚えて、”ブランドを作る力”を養いたい。」といった方でした。
現在ソラノデザインでは、通販事業を伸ばすため、
各種縦型ショート動画の量産に着手すべく、
求人を出していたところ。
言葉にすると難しいんですが、
こういった「上手くいく構造を作る経営」が、会社運営で大切なんだと学びました。
例えば動画に興味ない人に、「動画を作って」と言っても、やる気もあまりないですし、クオリティも微妙で隙があれば手を抜くでしょうし、マネジメント工数がかかりすぎるんですよ。
この場合は、部下が悪いのでもなく、
マネジメントが下手なのでもなく。
”うまくいかない構造を作っている経営者”が問題なんです。
この”構造作り”の大切さに気がつけるかどうかはとても重要で、
今の私の月商に大きく寄与した学びでした。
ブランド動画を作り、ブランドの立ち上げやプロモーションを学びたい方を採用すれば、
その方が自分のために頑張れば頑張るほど、
会社も伸びる”構造”になる。
利益相反もしていませんし、”上手くいく構造”になっている。
そしてこの”上手くいく構造”を作るためには、
- 目の前の人を知っているか・知れているかどうか
- 「人ってこういうものだよね」という、”人”という生き物の現実を知っているかどうか
という2つのスキルが必要です。
特にこの2番目のスキルは、持っているようで持っていない事が多く、
私も散々苦労して、この頃やっと学べたスキルです。
それぞれ生きてきた・育ってきた世界で”当たり前”は違いますし、
人それぞれ”人間ってこうだよね”の基準がずれています。
そこに理想論や感情、
「私の力で会社を変えたい」という”自己効力感への欲求”も入れば、
”人間ってこうだよね”の基準がずれ過ぎて、
とてもじゃないですが”上手くいく構造”なんて作れないでしょう。
私もそうでした。
例えば私は、ビジネスの知見や役職といった意味では、
周りの友人や先輩には恵まれて生きてきました。
しかし恵まれ過ぎていたため、
「営利目標くらい半期ごとに目を通すのが普通」
「個人赤字は出さず周りに迷惑をかけないよう生きるのが普通」
「顧客にとって自社サービスの費用対が良いか興味持つのが普通」
とここ数年まで思っていたんですけど、
これは当然、大きな誤解でした。
キャッシュが危ない時期でも、まずはお金より、
楽しく働きたい、機嫌良く働きたい。
そういう人もいます。
会社のことなんか関係なく、個人赤字なども関係ない。
そんな人もいます。
当時は、そういう人に会うたびに、一緒に働くたびに、
”なんでこんな時に。”
”身を粉にして皆のために頑張ってるのに、なんでこんな事を。”
なんて怒ったり、悩んだり、病んだりもしました。
でもある日気がついたんですね。
世の中には、サボる人もいるし、お金や数字を気にしない人も沢山いる。
お金が危ないかどうかや、事業が持続するかどうか、気にしない人もいる。
そういう人も世の中には沢山いる。
そういう前提で、給与や人数、採用を設計しなかった、私の経営の問題なんです。
(私の会社規模で獲得できる採用市場で、などの前提条件はありますが)
今は、世の中の平均値や世の中を、知ることができています。
そのため、もしわからない人や、困った人がいても、正社員なら教育しよう。
教育するための余裕(時間とお金)を予見した、年収と人数に設計しておこう。
そもそも、本人が本人らしく働くと、会社も伸びる。
そういう利益相反しない人と働こう。
と、考え方が変わっていきました。
目の前の人たちを、人の性を、知ることができたからこそ、
現実から逆算して、”上手くいく構造”を設計することができるようになったんですね。
極端な例ですが、
普通このレイヤーのスタッフはサボるよね。
じゃあサボらないためにはどうしようか。
サボったら恥ずかしい思いをしたらサボらないかもしれない。
毎月社内で売上ランキングつけたら、プライドが働いてサボらないかも。
それとも「今年売上低かったからボーナス低めね」と一度、
完全成果報酬型で現実を突き詰めれば、
サボった事による損失が自分ごと化するかも。
とかです。
一見ひどい事をしているように見えます。
私もサラリーマン時代だったら、上記の文章を読んで、
「なんてひどい経営者だ」と思ったでしょう。
しかし、
”どうすれば人間は動くか。”
”倒産を防ぎ、全員が頑張れるか。”
などは、
100%性善説でも、100%性悪説でも語れません。
”熱く語れば、自分が良い社長なら、年収を高くすれば”など性善説に振り切っても上手くいきません。
それも試しました。
”サボったら明日クビね”など、残酷すぎる方向に振り切ってもよくありません。
倫理的に、そんな経営はしたくないです。
例えば、性善説に基づき、給与を突然入社時に600万にしたとします。
そこまで頑張っていないのに年収600万もらい、
満足してしまったら、
それ以上頑張ろう、売上もっと伸ばそう、なんて思うわけがない。
それが人間です。
そんな経営をすると、創業期の弊社は、倒産に向かいます。
反面、
「サボったら明日クビ」といわれるような会社に、
倫理的な存在意義があるわけがない。
人間は二元論ではなく、
優しさや怠惰、責任感や逃げ癖など、
いろんな感情やパーソナリティを持って生きています。
白黒ではなく、その中間のグレーゾーンで生きる”人”という生き物をしっかりと理解し、
”上手く動く構造を作る”のが大切だと学びました。
この”人を構造で動かす”は、
UGC作りや外部協力者さんのモチベーション管理など、
あらゆる分野で2025年、
頭ひとつ抜けるために必要だったスキルだと感じています。
学んだことまとめ
これは本当に概念論なので、文章だとわかりづらいと思います。
分かりずらいとは思いますが、
私の4年半ほどの経営人生で、
一番の学びが、
”成功する人は”世の中の物事・人”を知っている”
と、
”事業と人は「時代」と「構造」で動く”
でした。
小手先のスキルは、別に学習にちゃんとリソースを割けば良いんです。
得たいスキル、例えば、
デザインスキルやエンジニアスキル、
広告運用の知見などは、
得たいスキルから逆算して、
学習のために必要なタスクと、学習コスト(時間)を洗い出して、
あとはやるだけ。
これはやるか、やらないかの差ですし、
スキルが欲しいのなればタスクと時間をしっかり消化すればいい。
しかし経験からしか得られないのが、コンセプチュアルなスキルだなと、30代になって思っています。
そしてそれこそが重要だったなと。
”成功する人は”世の中の物事・人”を知っている”
”事業と人は「時代」と「構造」で動く”
とても大きな学びでしたので、コラムに残してみました。
これからの課題
最後に、これからの課題についても書いていこうと思います。
これまで様々な苦労がありましたし、問題がありました。
しかし最近読んだ、とある有名なビジネス書にあった、
「問題があるという事は、成長するチャンスがあるということだ」という言葉を信じるのならば、
私や私の会社の欠点を浮き彫りにするために、これまでの問題があったのだと思っています。
例えば、私は部下に対する期待値が高過ぎました。
「部下」としてではなく「仲間」として見てしまった故の、期待値の高さもありました。
今は、経営者として、以前と違い、部下を「部下」として見て接している感覚です。
もうひとつ課題として、
例えば、自分の睡眠、健康、メンタルヘルス、机の掃除や、自分のプライベートの時間など、
仕事(目的)のために自分の何かを捨てる必要があるなら、平気で何もかも犠牲にする。
私にはそういう悪癖がありました。
他人のことじゃなくて、自分のことだし、まぁいいや、と。
そう思っていたんですが。
しかしこれは、悪いふうに顕在化する事が多かったと、過去4年を振り返り反省しています。
「無理しない状態」「自分で自分をコントロールし、生活を、自分を大切に生きている状態。」を担保することは、
これからの課題として、ひとつ掲げるべき課題です。
採用人数も、全スタッフの年収設計も含めて、
以前は「自分の無理前提」で設計していたのですが、
この頃は年齢もありますし、
「根性論」より「機嫌良く生きる」が受け入れられる時代です。
人と仕事するからにはと、この頃は「無理しない」設計で経営しています。
人数も、自分や部下の年収設計も、事業の成長スピードも全てそうです。
また、ここ数年の様々な苦労にも、
前向きに向き合えていますし、これからもそうしていきたいです。
経営は人が絡むことなので、あえてポジティブな面だけ切り出し語るのであれば、
「苦労」も、「成長」という側面では意味があったように思うんです。
自分の欠点が問題として顕在化し、
傷が治った箇所の皮膚が厚くなるように、
問題がある箇所が補強されていく感覚。
それは確かにある感覚で、否定するようなものではありません。
さいごに
経営をしていていちばん良かった事を書きますと、
「自分が成長する事」です。
何かに必死になることを、
「カッコ悪い」と感じてしまう方がたまにいますが、
個人的には、納得のいくキャリアを作るまでは、
もっと言えば「納得のいく人生」にするためには、
その考え方を持つことは損だと思います。
失敗したら人生が危ないかも、
失敗したらやばいかも。
そんな状況に自分の身を置き、
側から見てて余裕がなさそうでも、関係ない。
必死で、真剣に、何かに取り組む。
そんな背水の陣で戦うことが、一番の成長になると私は思っています。
先ほど書いた、「無理をしない」とのバランスが難しいところではあるんですが。
驕りもあるかもしれませんが、
少なくとも私はこれまで、必死に、余裕もなく、
ギリギリで戦いながら32歳まで過ごしたことは、
長い目で見てポジティブに捉えていますし、
これからの人生に、一転、余裕をもたらすと思っています。
「余裕ぶる事をなにより大切にしてきた」同級生と、
「必死にやってきた」同級生。
いろんな人がいますし、
その全ての人生が肯定されるべきですが、
この歳になり私が、あくまで”主観”で思うのは、
必死にやってきた同級生の方が、
やはり人間としても、ビジネスマンとしても厚みを感じますし、
それなりの立場を持っています。
若いうちから「私は何も問題がなくて、問題なくスマートに日々を過ごしている。」と、
世の中に対して演技する必要なんてないんです。
事実であればいいのですが。
その余裕を「演技」することにより、何かを諦めてしまうのであれば、
演技をやめて必死に手を伸ばした方が良い。
演じていない人ほど、32歳になった今周りを見渡すと、成功している気がします。
通販事業が完全に成り立つまで。
WEB業界にAIの波がくるまで。
おそらく泣いても笑ってもあと数年。
大変ですが、もう少し必死でもがいてみようと思います。
34歳〜35歳くらいには、仕事以外の人生にも目を向けられれば良いなとか、オッサン地味た事を思いながら。
ギターやピアノにもゆっくり触れたいですし、ビジネス書以外の本を読む時間も欲しいです。
明日からも自社の通販事業と、顧客様の全事業を、デジタルマーケの力で伸ばします。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。