公開日:2024.12.30 更新日:2024.12.31
いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
ソラノデザインの角田です。
年末ということで時間もとれているので、
ただ働くだけではなく積極的にインプットを行っています。
1/1〜1/2のBtoB系のマーケティング戦略合宿も楽しみです。
インプットしていて気になり、コラムに書き起こそうと思った事があります。
….
生成AIですね。
これは本当にやばいなと思っています。
WEBのお仕事に携わる皆様、この記事、見ましたでしょうか?
FigmaがAIでさらに進化! Web制作はもはや完全自動化目前? 「Config APAC 2024」現地レポ
https://news.yahoo.co.jp/articles/80446582ae140236c69f30e271276dc596280570
AIがホームページを自動生成するペライチの新機能「ペライチクリエイトアシスタント」をリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000017103.html
Wix Studio、ビジュアルサイトマップとワイヤーフレームの自動生成AIツールを発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000025208.html
Adobe社がFigmaを買収した時からやばいな、何か計画してくるなとは思っていたのですが、
本当にAIによるWEB制作の自動化が、あと1年〜2年ほどでやってきそうです。
予想していたより早すぎます。
3年くらい前から私は、
「AIに仕事が取られる前に資本集約型の事業を作らなければならない論」をずっと言ってきました。
ここ数年なぜ私が焦って新規事業をやったりハードワークをしてきたのか。
組織作りにおいて尖った方針・少数精鋭型を目指したのか。
正しかったかどうかはあと数年してわかると思いますし、
私なりに考えた結果の意思決定を重ねてきました。
3年後、特に取引先様にとっては、さすがソラノデザインだと、
言っていただける意思決定を行なっているつもりです。
今は理解し難い、極端に振り切りすぎてる意思決定もあるかもと思っていますが。
時間と共に、これが一番取引様にとって責任を取れる意思決定だと理解いただける、
そんな意思決定を続けていきたいです。
ただAIの進化は早すぎますね。
もう少し時間的に余裕があると呑気に構えていましたが、
これは本当にここ1年〜2年、甘い事言ってないで、
最後の勝負だと思ってハードワークしなおさないといけないのかもしれません。
これだけ時代が変わろうとしている中、のんびりなんてしてられません。
必死に、生き残らないと。
やりたい仕事。やりがい。
そんなのは今の時代を生き延びてからです。
まずは生きないと。
昨日、いろいろ考え求人も一旦停止しました。
ここからは個人的な予想なのですが、
AIによるWEB制作の自動化が起きた時どうなるか、考えてみました。
①まずは誰でも使えるようにインターフェースが整ったプロダクトがリリース
WixさんやFigmaさんなど、WEBデザイナーやエンジニア以外でも対話型などでWEBデザインができるようなインターフェースを兼ね備えたツールが出てきた時が時代の分岐点でしょう。
デザイナーやコーダーの仕事を効率化するツール、から、
デザイナーやコーダーなしでもそこそこ良いレベルのWEBサイトを作れるツール、
への進化まであと1年〜2年、だいぶ甘く見積もっても3年といった予想です。
②市場の制作案件の30%〜50%がAIにより代替される
③全制作会社がコンサルティング会社への意向を始めるが地方のマーケットにそこまでコンサルが求められてないと気がつく
④原点に立ち返り制作会社として存続 残った案件の少ないパイを取り合い価格競争が激化する
みな必死に残った案件を取り合いますし、一番簡単なのはコストリーダーシップ戦略です。
私たちソラノデザインも、小規模事務所&私でしか実現できない、
他社が真似できない価格設定で戦うつもりです。
⑤AIの案件は上流工程の企業 = 広告代理店が独占し下請けに流さない
もはやコーダーやデザイナーなどの人材が要らなくなった「WEB制作」は、
自社で内製化できると広告代理店が気がつき下請けに流さなくなっていくでしょう。
少しパソコンが使える人間がいれば、社内で1時間などでデモサイトができるのに、
わざわざ外注費を払って下請けに流すことなんてしないでしょう。
むしろ潰れゆくWEB制作会社から溢れた使えそうな人材を数人引っ張ってきて、
その部署に充てるなんて事が起きそうです。
すでに広告の領域は、AIによる自動化が進んでおり、
本当に作業だけの人材は要らなくなってきています。
エンジニアリングの領域も、まずはWEB制作、と言った意味でのエンジニアリング領域から淘汰されていく気がします。
アプリケーション開発エンジニア、インフラエンジニアさんなどはまだまだ大丈夫だとは思うのですが。
ちょっと焦らないといけないですね。
個人的な来年の目標が、
「体調と気持ちを100%安定させながら、仕事に取り組む事。」
だったのですが、
「体調と気持ちを100%安定させながら、仕事に取り組み、なおかつAIに負けない事業づくりを行い、新規事業を構築しきる事。」
に目標が変わりました。
ハードル上がりました。
妙な時代に生まれてしまったなと思いつつ、
「仕事」の事で悩める分、まだ私たち日本人は幸せ者か、なども思いつつ。
この時代の転換期を頑張って生き残ろうと思います。
12/30です。
事務所の大掃除と、残ってた仕事。
ソラノデザイン代表、30代になりおじさん化した体に鞭を打ち、本日もなんとか頑張っていきます←
以上、AIに関する記事でした。ありがとうございました。