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Chat GPTが登場。今後のWEB制作がどうなるのか。

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公開日:2023.01.30    更新日:2023.03.23

お久しぶりです、ソラノデザイン代表の角田です。

 

3期目の分際で新規事業を2種走らせるというメチャクチャをやっておりまして、もちろん社員は残業なし・週休2日・コンプラ時代に合ったホワイト企業ですが笑、私は相変わらず「時代への恐怖・老後の不安・積み重なる責任から」週7働くという病を再発しております。笑

仕事楽しいですし、責任が自分を男にしてくれる感じがするので良いのですが。

 

日々のWEB制作業務も皆様のおかげで大変人気が出てきまして、忙しくさせていただいています。ありがとうございます。

 

そつなくこなすことより、何より「泥臭くもWEBサイトを通した数字での向上」を大切にしているソラノのビジネスモデルに理解や共感を得られ、正直このやり方で評価を得られるかどうか起業当初不安があったことも相まって、一定の方々からご評価を頂いた今、本当皆様には感謝しかないです。

まだまだ未熟ですが、もっとPDCAを回し、もっと良い会社であることに向かって全力を尽くします。

 

 

 

話を本題に戻しコラム内で何を言いたいかと申しますと、とにかく、最近全くと言っていいほど、コラムを書く時間が取れませんでした。。。orz

 

ここ半年ごく一部のかなりマニアックな知り合いの方々から「コラムを楽しんで読んでいる」というお言葉を頂いて嬉しかったので、笑

たまには更新しなきゃと(日曜日の深夜2時に何故か)筆を取りました。

 

コンテンツの内容も「一部のマニアックな方向け」となっております。ご了承ください。笑

 

 

日頃からバタバタしていますが、日曜の夜中ならちょっとくらいコラムを書いてもバチは当たらないだろうということで、明日の労働の糧にするためにも、アウトプットしたかった事や最近の思いを書いていきますね。

 

今日のテーマ…といいますか、最近私の周りで話題沸騰中のテーマが、

「Chat GPTが登場。今後のWEB制作がどうなるのか。」です。

 

Chat GPTが登場。今後のWEB制作がどうなるのか。

2045年と言われていたシンギュラリティ = AIによるホワイトカラー労働の代行は、

もう間近に迫っているのかもしれません。

 

ここ数年YouTubeでバズっておられる落合陽一さんが何かの動画で「2025年にもシンギュラリティがやってくる」と言ってましたがChatGPTを見る限りあながち絵空事でもないような気がしてきました。

 

ちょっと前までは「凡人の私には何を言ってるのかよくわからない。ふーん。そうなんだ。」程度の浅はかなテンションで拝聴していたのですが笑、改めて動画を見させて頂こうと思っています。

 

当たり前ですがAIが真価を発揮するのはまず知能労働の分野なので、

「頭が良い」「勉強ができる」「賢い」がアイデンティティになってた時代が終わるかもしれないと思うと、世の中はもちろん、価値観軸でとんでもない変化だなと感じますしちょっとワクワクしますしちょっと怖いですよね。

 

ファッションセンスや音楽的センス、芸術的センスがものを言う時代がくるのでしょうか?

それともキャラビジネス = コミュニケーション能力やルックス?

筋肉量や肉体としての強さ?異性からの評価?

資本主義的な意味での「勝ち負けの基準」が大きく変わろうとしていて、何が新しい「資本主義の上での価値の真ん中」になるのか、全くわかりませんね。

 

 

また、正直、WEB制作会社の経営者としてはあまり今やっている既存事業に明るい未来を見いだせなくなってきました。

進化してかないといけません。

 

 

あまりソラノの箱では大々的に謳わないようにしてきましたがアプリ開発も得意なので、今のホームページ制作事業も行いつつ、もうちょっとアプリ開発よりに受託事業を逃した方が少なからず数年は寿命が伸びて良いのかもしれません。

 

今地方でブームが続いてる(参入が多い)動画制作事業も魅力的ですよね。オンラインだけで完結しないビジネスモデルなので。(動画撮影のスキルも経験もセンスもない私は参入する意味ゼロですが)

 

人数を増やすとクオリティは平均化するため、

今のクオリティで社会に貢献し続けていきたい「ソラノデザインという箱」では元々過剰に人数を増やす気はありませんでしたが、

(そもそも人数が増えても利益率は横ばいのビジネスモデルなので経営的な意味での成長のKPIが資本集約とは違う)、

 

より「今の事業のまま伸ばし続けても、生き残れないだろうな。クールビズが流行った時に呉服屋さんが受けた仕打ちと同じ仕打ちを”時代”から受けるだろうな。」といった危機感をより強く感じはじめました。

 

1日1時間すら勉強しないタイプのWEB屋とは違い、人一倍勉強してきた自信はありますし、何がなんでも自分のこれまでの経験値をかけて必ず新規事業は立ち上げるので、大丈夫と言えば大丈夫なのですが。

 

得意なWEBを起点として「オフラインに繋がる・シフトできる(オムニチャネルで戦略立てできる)」新規事業・ビジネスモデルを去年から仕込んでいたのはこの辺が理由なのですが、

ちょっと想像以上にAIの進化が早い = AI開発している層のエンジニアや海外起業が天才すぎて、

正直かなり焦ってます。

もうちょっと余裕があると思ってました。

 

 

話を本題に戻しますと、WEB界隈のみなさん、ChatGPTはもう試されましたか?

もうある程度の仕事(基礎〜中級ほどのコーディング作業)はAIにとって変わられる事が間近に迫ってきたなと感じました。

(余談ですがこのあいだChatGPTにお好み焼きの概念を仕込んでいる先輩がいて流石のセンスに爆笑しました)

 

簡単なコードなら数秒でJSのコードが出来上がる瞬間を見た時は、本当感動しました。

どうもAIは簡単なデザインもやってくれるそうで、「単語としてのAIブーム」が下火になりつつある今、AIの進化をより感じざるを得ない状況になってきました。

ルール通りのデザインは要らなくなり、アーティストとしてのデザインが残る、そんな感じでしょう。

 

 

WEB3の汎用化より早く、もしくは同タイミングで、シンギュラリティのキックオフがやってくるんじゃないかなと個人的には予想しています。

時代の変化といった意味では2軸あると思ってまして「人が広めていくもの」と「時代が自然と変えていくもの」があるなと。

WEB3は前者、シンギュラリティは後者で、後者はスピードのコントロールができないだろうと考えてます。

後者は人が介在できるフェーズ(例えばAIコーディング代理店などが発足しマネタイズできるの)は一瞬だけでしょう。

 

とはいえすぐにコーディングの仕事がAIに置換されるほど、「人間」という意味での日本企業は足が早くありません。

急激に時代の変化が起こり「コーダー」という職種の価値が下落するのは多分「何かしらのプロダクト」が出来上がった時ですね。

 

baseさんやstudioさんのようなタイプのプロダクトが、

ChatGPTのようなAIを搭載する or そのようなスタートアップが発足し海外のVCが多額のキャッシュを投資するとき・・・いやもうその流れは水面下で始まっている気がします。

 

 

新しい時代の幕開け、先行者利益を取りたいファンドは国内にも国外にも多数いるはずです。

まあ、イノベーターという意味では国外でしょうね。

国単位でもイノベーター理論は当てはまる気がしますし、日本はイノベーターでもアーリーアダプターでもないでしょう。

 

株式投資が好きな方やVCにお勤めの方にはもしかしたら既に情報が流れてきているんですかね?

Figmaを買収しXDのアップグレードをやめたAdobe社の真意も気になります。

 

私みたいな田舎の零細WEB制作会社の小物社長が予想できることを、

大手ファンドやVCが予想しないわけがありません。

 

集客チャネルも、大きく変わるでしょうね。

 

今YouTubeでは「自分に合った動画がサジェストされてくる」といったユーザー体験を皆さんご経験されていると思いますが、

もうGoogle検索でも「検索ワードを入力して、検索ボタンを押し、出てきたページから閲覧するものを選択する」といったフローは終わる気がしています。

 

「検索体験のパーソナライズ化」の方向に以前から検索エンジンは進んでいる傾向がありますし。

 

例えば地元で検索するとGPSが利用され地元のお店や企業がでてくるのも、

極端に昔に遡ればリタゲ広告もそうです。

 

「より正確に、より早く、よりその人に合った情報に辿り着ける」方法を考えると、もっとパーソナライズされたコンテンツ体験・検索体験が提供されるだろうなと感じています。

SEOが力を持っているのも、もしかするとここ数年かもしれませんね。

 

そんな時代なので今年私が個人KPIに設定したのはインスタアルゴリズムのハックです。

SNSは「体験」というよりはもはや「文化」なので寿命は長いでしょう。

 

 

兎にも角にも、「ただのホームページ制作」が終わる時代は、いよいよ、ついに、間近な感じがしてきました。

時代の過渡期ですね。

 

もちろん既得権益が粘り強く業界の維持に動くでしょうが、徐々に徐々に、逆らえず、変化していくのだろうなと思います。

若者のテレビ離れ同様、車離れ同様、時代の流れってものには逆らう事ができません。

大好きなTomWaitsさんもCan’t turn back the tide.(流れってものには逆らうことはできねぇのさ)と歌ってました。

 

時代には逆らえないので、いまや少なからず社員を守る立場にある私としては時代を変えるなんて烏滸がましい事は思わずに新規事業にリソースを突っ込もうと、当初の予定よりアクセルを踏んで、新規事業を爆速で動かしています。

優秀なスタッフにも、ありがたいことに入社してもらいました。

(感謝しかないです、絶対社員を不幸にはしません)

 

新規事業の確立は有名経営者でも10打数1安打と言われるように、やっぱりこれがなかなか難しいんですけどね。

シリアルでやれてる人はすごいです。

とにかく全力を尽くしていますし、明日からはもっともっと稼働します。

 

もういつシンギュラティが起こるか、時期の予想なんてできない段階まできてる気がしますね。

 

目先数年くらいはさすがに大丈夫そうですし、

まだしばらくは今の事業を続けられますし別に借入はないので一文なしになるわけじゃないですが、

「今の事業を伸ばす意味や未来があるかどうか」といった意味合いでは、ああそういう時代が来たなといった感じです。

 

 

また、時代の変化で個人的に嫌なのが、「時代が変わる前」と「時代が変わった後」は比較的どの過去の変化を見ていても平和なイメージがあるのですが、

 

「時代の変化の真っ定中」「過渡期」はロクな目に合わない気がしますので、

自分が30歳というビジネスマンとして油の乗り切った時期にその時代の過渡期を経験することに、

「なんかとんでもない時代に起業してしまったな感」があります。笑

 

明治維新前や明治維新後は楽しそうですが、戊辰戦争は経験したくない…みたいなイメージです。

 

 

 

Notionの文章作成AIも進歩していってるみたいですしね。

 

例えば楽天で購入する時、購入した販売店のブランドを覚えているユーザーがD2C物販に比べてが少ない(「楽天で買った」という認識で「楽天」としか覚えていない)ように、

コンテンツがパーソラナイズされて、

 

Google => サイト => コンテンツ

という導線を辿らずに

Google => コンテンツ

という時代がきてしまったら、

 

オンライン上・検索体験上でのブランドやメディアの介在価値がなくなるんだろうなといった懸念もありますので、

もはやオンライン上で安全な事業は文化としてマスに浸透しているSNS等しか存在しないんじゃないかといった気さえしてきました。

 

 

 

逆に言えば、ユーザーに習慣化させることができる、日課にすることができるメディア。

 

もしオンライン上で構築すべきバリューがあるものといったら、

「”新しい検索体験”以上に価値のあるチャネル」でしょうね。

 

「人」が「楽しむ」という方向にフォーカスを当て、

「情報に早くたどり着く」という部分はAIが搭載された検索エンジンに任せるべき(勝てるわけがないと諦めるべき)かもです。

 

店舗系ビジネスをできるノウハウは足りてないので、

もしそこまで時代が進みきったら、、、

 

もしかすると私はインスタではなくオフラインのビジネスモデルへの理解やオムニチャネルへの理解に学習コストを割くべきなのかもしれません。

 

とにかく「WEB事業のためにデッドで調達」「無理な増員」だけはこの先数年やらずにいこうと思います。

もし私が借入をするとしたら店舗系ビジネスをやるときですね。

 

とはいえ今のビジネスの社会貢献性は大好きなので、

引き続きお客様の集客にとってプラスになるWEB制作会社として、

金沢で頑張っていこうと思います。

 

ここまでこんなマニアックな記事をお読み頂いた皆様、誠にありがとうございました。

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