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Web制作会社の将来について

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公開日:2020.06.19    更新日:2020.11.08

Web制作会社・WEB業界の将来についての、考察記事です

いつもご覧いただきありがとうございます。ソラノデザインの角田です。

 

最近よく、同業界の先輩や仲間から「コラム読んでるよ!」と連絡を頂くので、

 

今回は初めて、Web業界の方向けの、少し真面目な、個人的な考察記事を書いてみました。

 

制作手法や知識記事ではないので、興味がある方だけお読みいただけたらと思います!

 

WEB制作会社・WEB業界の将来を予想

パソコン

ホームページ制作ツールの進化

数年前WEB制作業界は、

 

WIXなどのホームページ制作ツールが発展し、

 

ある程度の時間と学習コストを払えば誰でもホームページを作れる時代へと突入しました。

 

現状ではまだ、私たちの利益が脅かされるほどではありませんが、

 

今後こういったツールは間違いなく、更に進化を遂げるはずです。

 

そしてこういったツールの進化は、ある日突然訪れ、ある時期を境に時代はあっという間に変化していきます。

 

今後さらに「差別化」が必要に

そんな時代でも、なんとか私たちWEB制作会社が存続できるのは、

 

  • デザイン性が素人の方が作るホームページより良い事
  • SEO対策(検索順位向上のための対策)などの幅広い付随知識がある事
  • Webマーケティング施策やブランディングなどの、ホームページ+αの付加価値を提供できる事

 

などの強みがあるからです。

 

 

対して、こういった付加価値を提供できないWeb制作会社は、段々と厳しい立ち位置に追い込まれるでしょう。

 

 

その為現在WEB業界では、あらゆる会社があの手この手で差別化を図っています。

 

フリーランスのエンジニアやデザイナーも毎年相当数増えており、

 

WEB制作会社も毎年とてつもない数の会社が設立されています。

 

倒産してしまうWEB制作会社も勿論ありますが、案件数も段々と減っていくことを加味すると、

 

今後WEB制作会社はもちろん、フリーランスの皆さんも、今以上に差別化が必要になってくるでしょう。

 

 

 

案件数に対する「WEB制作会社と、フリーランスの飽和。」

 

 

そういった危惧が、私がWeb業界に入った時点で既に存在していたため、

 

従来の「デザイナー・プログラマー・マーケターがそれぞれ独立した個人である」業界の傾向に逆らい、

 

デザイン・プログラミング・WEBマーケティングを全て学ぶ必要を感じていました。

 

当時既に、「個」の時代が始まる感覚も、何となく肌で感じていた事も理由の一つです。

 

 

当時はまだ、起業しようとは考えていませんでしたが、

 

一人で全て制作を行えれば、人件費も、資料作りの時間も、ミーティングの時間も少なく済み、

 

「低価格で質の高い制作」を強みにホームページを作れると思ったんです。

 

当時は会社員として働いていたので、利益率の高い人材を目指していたんですね。

 

起業した今ではソラノデザインの強みであり、

 

差別化のポイントとなっています。

 

 

 

しかし全て勉強する敷居は高く、

私の場合はですが、数年間ほとんど休みが取れず仕事と学習に費やしてきました。

 

尊敬する〇先輩のように、私ももう少し地頭が良く生まれていたら、私が天才だったら、

 

もう少し休日を確保しながら学習ができたのかもしれない…とうらやましく感じています。。笑

 

 

しかし今年ようやく、その成果が形になって現れてきました。

 

ただ私が今やっているビジネスモデルが続くのも、長くてこの先10年までだと感じています。

 

「受託制作に依存せずに事業を継続するため」の変化が必要だと強く感じています。

 

一通りホームページ制作やWebアプリの開発、WEBマーケティングができるようになった今、

 

私は「受託制作に依存せずに事業を継続するため」の変化が必要だと強く感じています。

 

 

従来的な方法ではなく、この先、2030年でも通用する方法で自社の差別化を図らなければなりません。

 

私が目指すのは、ただ単に「アプリで成功したい!」といった事ではなく、

 

労働集約型から、資本集約型へのビジネスモデルの転換です。

 

 

前述の通り、現状、

 

毎年相当数の新しいWeb制作会社が立ち上がり、業界全体が伸びきっているように感じます。

 

伸びきった業界に訪れるのは、「コスト・リーダーシップ戦略」と呼ばれる戦略を用いたビジネスモデルを持つ企業の市場独占です。

 

WEB制作会社・WEB業界に、コスト・リーダーシップ戦略を用いた企業やビジネスモデルが現れ覇権を握った際、スムーズな対応ができるよう

ホームページの更新

コスト・リーダーシップ戦略とは、

 

マーケティングや経営戦略の世界では有名な「マイケル・ポーターの競争戦略類型」のひとつで、

 

業界全体の広い顧客をターゲットとし、他社のどこよりも低いコストを実現することで競争で優位に立つ戦略を指します。

 

私が運営するソラノデザインでも圧倒的な低価格でホームページ制作を行い、

企業様や個人事業主様問わず、一貫し、低価格で安定したクオリティのWeb制作を行っています。

 

ソラノデザインを立ち上げた際、

 

この先のWeb業界にいずれ訪れるであろう、「更なる価格競争」の火蓋が切られた際、スムーズに順応できるよう、

 

今のうちから低価格での制作に対応できる仕組み作りを形成化していく必要を感じ、

 

他社に比べ圧倒的に利益率の低い、低価格での制作提供に踏み切りました。

 

 

 

他社より遥かに低い金額で事業を行うと、

「こういった低価格での提供が、業界全体の単価を下げる」といった意見は必ず出てきます。

 

しかし私は、Web業界の単価の低下は今後も継続的に進んでいき、

それは誰にも止めることができないと感じています。

 

 

 

私はまだ20代後半で、ソラノデザインも若い会社です。

 

今後何十年も事業を存続していくためにも、

 

今の時流に甘えた利益の上げ方に依存せず、

 

先を見据えた仕組み作りを、今のうちから形成していく必要を感じています。

 

Web業界に何が起きるのか、私が予想している事


Web業界に何が起きるのか、私が予想している事はごくシンプルです。

 

 

例えば、ファッション業界をイメージしてみてください。

 

デザインに時間を割き、費用を割き、人件費をかけ、

 

圧倒的な芸術性とデザイン制を持った衣服は素晴らしいモノです。

 

ファッション好きの人は、高いお金を払ってでも購入するでしょう。

 

 

しかし現代は、最終的にあらゆる業界で「コスト・リーダーシップ戦略」を用いた企業が売り上げを独占するパターンが多いです。

 

(個人的には残念なパターンなのですが….)

 

つまり、伸びきった業界では、一定以上の質を担保し、業界全体の広い顧客をターゲットとし、他社のどこよりも低いコストを実現する企業が最終的に生き残っているように感じます。

 

 

 

 

 

 

  1. ターゲット層が広い
  2. 安く良い商品を提供している
  3. 安定の品質と、無難さ
  4. +αの、独自性とブランド力を持っている

 

本記事では社名は出しませんが、

 

そんな服屋さん、皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

Web業界にも、いずれこのような時代が訪れると予想しています。

 

「ファッション好き」の人は、世の中にはまだ多いほうです。

 

そのファッション業界ですら、前述のような時流です。

 

ではホームページはどうでしょうか。

 

「ホームページ好き」の人は、一体どれだけ世の中に存在するでしょうか?

 

 

5万円で、平均以上の質のホームページが実現できるサービスが誕生した際、

 

どれだけの顧客がWEB制作会社に制作を依頼するでしょうか?

 

 

 

ホームページ制作ツールが進化した未来で、Web制作会社が長期的に生き残る方法は、

 

デザイン性を高める事でも、WEBマーケティングの知識を高める事でもないように感じています。

 

 

 

これまでの知識を活かし、受託制作以外のビジネスモデルを、今のうちに確立しておく事です。

 

 

出遅れてしまっては、生き残れないといった焦燥感を感じています。

 

もちろんソラノデザインは今、デザイン性の向上やWEBマーケティング力の向上に全力を注いでいますが、

 

将来的には私たちが今学んでいる事の価値は段々と失われ、

 

今ほどの価値はなくなるでしょう。

 

 

ホームページ制作ツールの技術の進歩によって、

 

「平均以上の品質で、圧倒的な低価格」のホームページの需要が飽和する時代は、いつか必ずやってくると感じています。

 

業界の変化を予想する事が、いかに将来の利益を担保できるのか、具体的でわかりやすい実例

業界の変化を予想する事が、いかに将来の利益を担保できるのか、

 

具体的でわかりやすい実例があります。

 

 

 

みなさんもご存知の通り、現代の音楽業界では、CDの売上が激減しています。

 

インターネットが個人にまで普及し始めた1996年頃、これだけCDが売れなくなる事を予想している人は少なかったでしょう。

 

当初インターネットは、電話やテレビと同じような扱いで、

 

今のようにあらゆる業界のあり方や、コミュニケーションのあり方を変えるなどといった事は誰も予想してませんでした。

 

 

アメリカ合衆国大統領がSNSを通して国民と会話したり、

 

芸能人や政治家がインターネットによる情報の可視化を通して、

 

国民の目を過剰に気にしながら活動を行なっている。

 

 

広告代理店の業務内容も大きく変わりました。

 

 

 

営業手法も、アウトバウンド型からインバウンド型へ、あらゆる業界が変化していっています。

 

 

 

 

インターネットによってそんな時代が来ると予想していた人は、1996年当時、殆どいなかったんですね。

 

そんな中、時代の変化を予想し、1997年の段階で先手を打った人がいます。

 

世界的ミュージシャンのデヴィッド・ボウイです。

 

 

インターネットの普及による社会の変化やメディア・広告代理店の概念の変化、音楽業界の変化を予想し、

 

インターネットが個人に普及した翌年の1997年に、

 

1990年以前に録音された自らの楽曲の著作権が生み出す利益と、

 

将来ライブで稼ぐお金を担保にし債権を発行し、

 

約5500万ドルの資金を得ました。

 

 

1997年当時、将来CDが売れなくなるなど、殆どの人が考えていませんでしたが、

 

デヴィッドボウイの予想通り、メディアや広告代理店のあり方は根底から覆され、

 

音楽業界のあり方も大きく変化し、

 

CDの売上は激減しました。

 

 

将来、インターネットによりCDが売れなくなる事を予想し、

 

「何十年かけて著作権を得るよりは、

 

今のうちに債権にしてしまい資産化しておこう」と彼は考えたわけですね。

 

 

 

当時彼がインタビューで語っていた、

 

「アーティストとファンのコミュニケーションのあり方は、まるで友達と会話するようなあり方に変化する」

 

「音楽は水道や電気のようになる」

 

といった予想は大きく的中し、

 

現代は、定額で聴き放題の音楽ストリーミングサービスがCDに変わりシェアを広げ、

 

アーティストがSNSでファンとコンタクトをとっています。

 

 

 

私たちWEB業界の人間にも、こういった未来予想と、

 

先手を打つために必要な知識や技術力、そして先見の明が必要です。

 

 

 

インターネットは本当に成長が速く、

 

恐ろしいといっても良いくらい時代をあらゆる方向に変えていきます。

 

変化の激しいWEB業界だからこそ、先を予想して対策を打つ必要があります。

 

まとめ

今後WEB制作業界では、「コスト・リーダーシップ戦略」を用いた企業が市場を独占する時代が、

 

遅かれ早かれやってくるように感じています。

 

 

その時代に対応するため、

 

「労働集約型から資本集約型へのビジネスモデルの転換」もしくは、

 

「自らがコスト・リーダーシップ戦略を用いた企業になる」

 

事が少なからず必要です。

 

 

私も20代前半までは、ただ単に「アプリを制作して利益を上げたいな」と考えていましたが、

 

今後雇うであろう社員や社員の家族、また、ソラノデザインの会社関係者、

 

そしてもちろん自分自身や自分の家族の将来を担保するためにも、

 

 

20代の後半から考え方が変わり、

 

新しいビジネスモデルのチャレンジ、資本集約型ビジネスモデルへの転換、

 

ソラノデザインでは積極的に行っています。

 

 

せっかく作るのであれば、

 

「世の中の問題を解決する、世の中の役に立つ」WEBアプリケーションを開発しようと、

 

他社の方やフリーランスの方とチームを組み、自社開発を行っています。

 

 

現在開発中のWEBアプリケーションは4件で、同時進行で順調に進んでいます。

 

 

 

………

 

 

 

以上!

 

真面目で長い話になってしまいましたが、

 

今回は「ソラノデザインが考えるWEB業界の今後と、そのために行っている対策」についての記事、

 

第一弾でした!

 

また需要があれば、弊社や弊社の関係者が考える、WEB業界の未来予想図や、取り組み、目標、ビジネスモデルについて、

 

こちらのコラムでご紹介させて頂きます。

この記事を書いた人

ソラノデザイン合同会社 代表社員 角田悠太

2020年、金沢でソラノデザイン合同会社を創業。
マーケティングを軸に、WEBサイト制作からアプリ開発、デザインまで手がけています。
自身でも雑貨通販ブランド「Fresk」を立ち上げ、作る側と売る側の両方から事業を見ています。

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このコラムを執筆している

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