WEB系のプログラマーになるための学習や必要な準備

WEB系のプログラマーになるための学習や必要な準備を、実際に現場働くプログラマーが解説

いつも本サイトをご覧いただきありがとうございます。

今回はWebエンジニア（プログラマー）を目指している方向けに、私の実体験を元に、記事を書いていこと思います。

WEBプログラマーの仕事とは？

Web系のプログラマーの仕事は、大きく分けると２種類あります。

• 静的サイト（ホームページ）の制作
• 動的サイト（Webアプリ）の開発

ですね。

静的サイトとはその名の通り、ユーザーが「作成・保存・削除・編集」などができない、いつ見ても画面が同じページの集合を指します。
ざっくりと言ってしまえば、検索機能やログイン機能など、システムが絡まない「普通のホームページ」ですね。

動的サイトとはその逆で、ユーザーが自由に「作成・保存・削除・編集」が可能なサイトです。
Amazonさんのサイトなどは動的サイトですね。
アカウントの作成・欲しいものリストの保存……などの動きが業界では「動的」と呼ばれます。

WEBプログラマーに必要なスキル・言語とは？

Web系のプログラマーに最低限必要なスキルはHTML、CSS、JavaScript、PHPの４つです。
このうちHTML、CSSは2ヶ月もあれば簡単に習得できてしまいます。
（もちろん、突き詰めれば奥が深いですが…..）

イメージしづらいかもしれませんが、HTMLとCSSは下記のような役割を果たします。

HTML・・・・文字を入れたり、写真を入れたり、表を作ったりする言語です。細かなデザインは整えられません。「雛形・土台」を作るための言語といっても良いかもしれません。基本的に黒一色の、簡素な形で表示されます。

CSS・・・・・HTMLで作成した簡素なコンテンツに、色をつけたり、角を丸くしたり、フワッと浮き上がるようなアニメーションをつけたりできる言語です。基本的にホームページはHTMLで作ったものに、CSSで色付けしたり、見た目の味付けをしたり….といった、デザインを編集する役割を果たします。

HTMLとCSSの学習は職業訓練校でも十分に行えますし、本屋さん置いてある初心者向けの参考書でも、十分に学習を進めることができるでしょう。

JavaScript、PHPって何？

このJavaScriptとPHP、どんな言語かといいますと、どちらも「動的」なコンテンツ・機能を作成できる言語です。

ユーザーがクリックすると、フワッと別ウィンドウをだしたり…といった事が可能です。
メールを配信したり、ログイン機能をつけることもできます。

JavaScriptとPHPについてはアプリ制作もできる言語なので、突き詰めれば学習にキリがありません。

静的サイト（ホームページ）制作に利用するにおいては、主にアニメーションに使う事が多いので学習のハードルは低いですが、Webアプリを制作できるレベルまで勉強するとなると、一筋縄ではいきません。

私は業界に入った当初、Webアプリ開発に携わる会社さんで学習を始めたため、ドットインストールというサイトを利用させていただき、細かいところまで徹底的に学習しました。

オライリーという業界では有名な教本も、ずいぶん読み込みましたね。

オライリーは読破するのにかなりの労力と時間を費やすので、まずはドットインストールなどを参考に、実際に何かを作ってみて、「プログラムの楽しさを知る」ことから始めることをおすすめします。

一度「面白いな」と思えば学習は自然と深まっていくものです。

Webサイトを作っていきたい方はまず簡単なホームページを作ってみてください。

Webアプリを作っていきたい方は、オリジナルのノートアプリを作ってみたり、友達と好きなYouTube動画を共有してリアルタイムでレビューできるチャットを作ってみたり……

何か一つ作っただけで、「面白いな」と感じる魅力がプログラムの世界にはあります。

学習後、実際にWeb業界に就職するには？

では学習後、どのようにWeb制作会社に就職するのでしょうか？

HTML、CSSを習得し、JavaScript、PHPを「少し触れる」ようになった段階で、Web業界としての企業が求めるニーズは満たしています。（もちろん、会社様によりますが….）

もしソラノデザインが求人を出す場合の採用基準は「PHPもJavaScriptも完全に理解している」ですが、

実際に地方の「ホームページ制作」の現場では、「HTMLとCSSはわかっているけど、JavaScriptとPHPは少ししか理解できていない」というWebプログラマーも沢山いるといのが現状です。

逆に言えば、PHPもJavaScriptを少し理解した段階でも、就職のチャンスは大いにあるということです。

そんな業界内の現状もありますので、HTMLとCSSを習得し、JavaScriptとPHPの学習がある程度完了した段階で、まずはご自身のポートフォリオ（作品集）を作ってください。

「私はこんな事ができます」と、企業にアピールするための作品集です。できる限りセンスの良い、できる限りの知識を詰め込んだものを作ると良いかと思います。

ポートフォリオさえ完成し、提示できる状態になれば、あとは面接を受けるだけです。

コミュニケーション能力を重視される制作会社様、センスを重視される制作会社様、即戦力を重視される会社様など採用基準も多種多様ですので、色々な会社さんの面接を受けてみると良いかもしれません。

最後に

ここまで記事をご覧いただきありがとうございました。

今回はプログラミング学習方法の概要を記載しましたが、

詳細な学習方法、成長スピードを爆速にするプログラミングに対する考え方などについては、また項目ごとに記事を作成し、詳細をわかりやすくまとめていきたいと思います。

今後ともソラノデザインを、どうぞよろしくお願い致します。