公開日:2026.10.01 更新日:2026.10.01
いつもご覧いただきありがとうございます。
ソラノデザイン代表の角田です。
AIの進化が早い時代。
怖いのは、職業が奪われることだけではありません。
「逆転が限りなくなくなる世界になる」ことです。
本日は、そんなテーマで書いていきます。
よろしくお願いいたします。
目次
AIはデジタルマーケティングの何を変えるのか
正直、私は焦っています。
2020年に法人を作ってから、ずっとです。
AI時代へ適応していかなければ、ずっと、悔しい思いをするだろうな。
そう思っています。
それは、コーディングという仕事がなくなるとか、
ライターという仕事がなくなるとか、
そんな予想しやすい話ではありません。
私はAIによって、
「逆転ができなくなる」世界が訪れると、
感じているからです。
「逆転ができなくなる」世界
私が独立後、会社を作ったのは27歳のとき。
その2020年ごろ、すでにAIの実用化は始まっていました。
AIが世の中に広まったとき、何が起こるのか。
当時、真剣に考えました。
結論として、すべてのデジタルコンテンツがコモディティ化する。それが一番の問題だと考えました。
AIで進む、デジタルコンテンツのコモディティ化
誰でも簡単に、動画を作れる。
音楽も作れる。
ホームページはもちろん、
アプリも、
SNSも、
そして広告も。
すべてが手軽に、
全国民が同じ水準で作れる未来が、
近い将来訪れる。
そう感じました。
実際には、私が思っていたより、
その予想が現実になるには時間がかかっています。
そのおかげで私たちは今、まだ逆転のチャンスを持っています。
ホームページもそうですし、
広告や動画のお仕事もいただいており、
かなり成果を出せている自負があります。
自社の小売事業も、この危機感から急いで形にしてきました。
しかし10年後は、どうなるでしょう。
コモディティ化は、確実に進みます。
(コモディティ化とは、製品やサービスが持つ独自の価値や差がなくなり、一般化してしまう現象のことです。)
プロモーションで差がつかなくなる未来|4Pで考える
事業には、いわゆる4Pと呼ばれる、
プロモーション、
プロダクト、
プライス、
プレイス、
という4つの要素があります。
このうちのプロモーションで、
差を出すことがほとんど困難な時代が、
訪れると思います。
ここまで読んで、
「うちはプロダクト(製品)で差をつけているから大丈夫。」
そう思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、本当にそうでしょうか?
似た製品がごまんとあり、
差別化ができているようで、
実はできていなかったプロダクト。
これだけ多様な時代、そのような商材はごまんとありますし、
これまでプロモーションで差をつけてきた企業様も、
多いと思います。
AI検索からの流入が主体になる10年後、
本当にプロモーションがコモディティ化しても、
事業が今の水準で継続する。
そう胸を張って言えるビジネスは、
私は、そんなに多くはないと思っています。
つまり、大切なのは二軸です。
向こう5〜10年の「プロモーション力」と、
その先の「プロダクト力」が、すべてを決定すると私は考えています。
コモディティ化の先に残る「自社の資産」5軸
このコラムは、Web制作会社代表のコラムです。
あえて、プロモーションの話に戻しましょう。
投稿や投稿頻度、画像、ホームページ、
動画のクリエイティブ。
それらすべてがコモディティ化した先の未来に、
何が、”自社の資産”として残るのでしょうか。
何が、”他との違い”になるのでしょうか。
私は、
- 資産(キャッシュ)の体力
- ファンの数
- プロダクト力
- 市場をどれだけ支配できているかのシェア率
- プロダクトの独自性
の5軸だと考えました。
夢を見るなら、
プロダクト力とプロダクトの独自性が一番だと言いたいところですが、
資本主義は、そんなに甘いゲームではありません。
最後に効いてくるのは「赤字を掘れる体力」
5軸と同じくらい大事なのは、
「競合に比べて、どれだけ赤字を掘る体力があるか。」
この一点だと考えています。
もちろんこの5軸、すべてが大事です。
しかし事業には、かなりの資金が要ります。
リターゲティング広告。
無料のノベルティ。
初期投資。
工場などの設備を持つモデルであれば、有形資産も資産であり、資金です。
この先、あらゆるものが平均化・コモディティ化された未来では、
資金のあるものが勝つ。
そんな未来になると考えています。
「今だって、資金のあるものが勝つじゃないか。」
と思われた方もいると思いますが、今とはレベルが違います。
今は、たとえばSNSを頑張ったり、SEOを頑張ったり、
広告を勉強して他社より圧倒的に低いCPA(顧客獲得単価)を出したり。
これまでは「逆転ができる」世界線でした。
しかしそれは、AIによって崩壊すると予想しています。
なぜなら、我々がこれまで努力して逆転してきた領域を、
AIは軽々とハックしてしまうからです。
だからこそ、私はずっと焦っています。
皆がAIで何もかもを実現する時代。
ブログの投稿数や、SNSの投稿で差別化する時代は、終わるのかもしれません。
皆が同じクオリティのものを、簡単に作れる未来が訪れるからです。
そこでどう差別化し、ロイヤルカスタマーやファンを増やすのか。
資金がある会社は、利益度外視で、
原価のような価格で商品を販売できます。
有名なサービスであるA○○レジは、最初に無料期間を長く取ってシェアを獲得しました。
資金があるからこそできる戦略です。
私は、焦るのが嫌いな人、焦れない人は、
大手に勤めるのが今の時代の最適解、
くらいに思っています。
焦らずとも、すでに戦うための弾丸(資金)を潤沢に持っているからです。
同じようなことが、
今後あらゆる業界でスタンダードになる。
そう考えています。
5年後の順位が、そのまま続く時代
もはやプロモーションで差別化する、
そんなことができない時代がやってきます。
先ほどの5軸を煎じ詰めれば、他社に比べて
- 圧倒的な差別化(プロダクトの独自性・ファン)
- 圧倒的な資産力(キャッシュ・シェア)
- 圧倒的な商品力(プロダクト力)
で戦う時代が、いよいよ間近に迫っています。
そして商品力には、「価格」「コスパ」も含まれる時代です。
あまりお金の話ばかりコラムに書きたくはないのですが、
今後の世の中ではより、種銭、実弾、つまり資金が、
差別化や成功のために何より必要なKPIになるでしょう。
私は、今後5年で築いた順位が、
変わらず水平に進んでいく世界を予想しています。
本気で、そういう未来が来ると思っています。
5年後、あなたの事業のキャッシュが潤沢なら、
10年後、資金力で戦えます。
5年後、あなたの事業にファンやリピート購入者が多いなら、
ファンマーケティングで戦えるかもしれません。
これまでは、毎日ブログを書く、
SNSを頑張る、
人よりSNSの知識をつけて努力する。
そんな努力で、
私のような「資本のない凡人」が、
努力や媒体ハックで逆転し、事業を持てる。
そんな、ある種平等な時代が続いていました。
しかしAIの登場、そして進化により、
時代はまるでインターネットが普及する前のような、
“大逆転は基本的にない”
そんな時代に突入すると思っています。
長く見積もって5年後。
その時点の事業の資産額やポジションが、あなたの人生の資産額になる。
そんな未来は、間近に迫っていると私は考えています。
まとめ|差別化ができる今、デジタルマーケティングに本気を出す
まだ差別化ができる今の時代に、
向こう5年のうちに、我々は焦るべきです。
私が事業を頑張る理由のひとつは、これです。
あくまでバッドケースですが、
「5年後の順位がそのまま自分の順位として、一生続く。」
その未来は、容易に予想できる。
そんな変わった時代に生まれた自覚を持たなければいけません。
私は、まだ差別化ができる今だからこそ、
デジタルマーケティングに本気を出すべきだ。
そう社内にも、クライアント様にもお伝えすることがあります。
これは方便ではなく、自信のある未来予測です。
将来、差別化ができなくなると、
逆転の方法はなくなり、水平線のように真っ直ぐな世界が続いていく。
だからこそ今、この瞬間に努力することに意味がありますし、
今この瞬間の順位を最大化することに、意味があると本気で感じています。
ソラノデザインでは、ホームページ制作から広告運用まで、今の順位を上げるためのデジタルマーケティングをご支援しています。お気軽にご相談ください。