公開日:2025.04.26 更新日:2025.04.26
いつもご覧いただき誠にありがとうございます。ソラノデザインの角田です。
毎日toCの事業のSNSでも、toBの事業のこちらのサイトでも、
コンテンツを毎日作りつつ働く日々。
我ながらコンテンツ作りには慣れてきました。
最近、コンテンツマーケティングを続けるにもモチベーション管理が必要だなとメタ認知し、
その辺をセルフマネジメントしていこうと色々調整しています。
具体的には、日々のコンテンツ作りに関する捉え方や、自己理解によるモチベーションの管理等、
少しずつ意識して行うようになってきました。
事業を伸ばすため、認知を伸ばすため。
同じようにコンテンツマーケティングを行う方々は、たくさんいらっしゃると思います。
本日はそんな、コンテンツ・マーケティングのモチベーション維持について、
コラムを書いていきたいと思います。
目次
時代が進むほど良い方向に向かっているコンテンツ・マーケティング
近年ChatGPTを代表とするAIの進化で、
コンテンツ作り、特に文章作りは革命的な進化を遂げました。
しかしまだまだ、「あ、これはAIが作った記事だな」ですとか、
「ソラノデザインさんは地道に代表が本気で書いてるな」ですとかは、
みなさんも判断できると思います。
ページ内滞在時間がGoogleであれSNSであれ、
アルゴリズムに影響が大きく、また、今後よりアルゴリズムに影響するのは自明の理。
だからこそこうして、なんだかんだと、
「人がコンテンツを作る」という文化は、
洗練されはしますが、荒廃しないと思ってはいます。
時代の流れではありますが、
単なる情報の集まりには、どんどん価値がなくなっていき、
今書いているこのコラムのような、
人の経験や体験から醸成されるコンテンツの方が、
見ている方にとっても、
アルゴリズムにとっても、重要になってくると、
私個人は考えています。
大切なのは発信に対するモチベーション維持
そこで本日の主題です。
毎日毎日、コンテンツで情報を発信していく。
そこにはモチベーション維持が欠かせません。
個人的な経験から語らせていただければ、
起業してから4年ちょっと。
未だに続けているこのコラム。
また、今や自分で監修・制作に関わってるtoC通販事業ののコンテンツ。
toC通販事業のSNSであれ、toBのコンテンツ(このサイトのコラム)であれ、
どう継続して発信していくのか、どういうモチベーションでやっているのか、
まとめていきたいと思います。
一見ライトなテーマなようで、
「コンテンツを継続して、AIに頼らず発信していくモチベーションを維持できるかどうか」は、
プロダクトや商材、そして担当者のモチベ維持にとって、根深い問題です。
コンテンツマーケティングの継続に対する、自分への期待値調整。
ありがちな答えですが、自分に対する期待値は、かなり調整しています。
とくにtoC通販のSNSも、
自分が主体となって企画し、発信すると決めた去年からは、
自分に対する期待値はかなり意識しました。
おそらく、最初は失敗ばかりでしょうし、
期待値を上げるとしんどいなと思ったんです。
1970年代に有名だった、サイケデリック・ミュージックのアーティストで、
Tim Buckleyさんというアーティストがいます。
音楽好き界隈では有名な、表現力が天才的なアーティストです。
彼が、それこそ1970年に名を馳せた名曲、
Song to the Sirenという曲があり。
歌詞は文学的すぎて複雑なので、
解釈は様々ですが、
私は、彼は、
「一旦オールを漕ぐ事をやめても、止まっても、また進むために休むのであれば、止まっていい。」
と謳っていると解釈しています。
この考え方は、かなり重要だと思っていまして。
余談ですが、Timさんは表現の天才で。
本当に「オールを漕ぐのを一旦辞めて、海原を漂う人間。」の表情が音から伝わってきます。
新世界三代ギタリストのJohn Fruscianteが、この曲について、
「彼の、”前進のための一時的な諦め”という精神を、僕は共有している。」と語っていたのが印象深いです。
話を戻します。
コンテンツマーケティングであれ、経営であれ、
目指す場所が高みであればあるほど、
人は当然、疲れてしまうんですね。
そこで全力で走り続ける、
という手段を、私もそうですし、誰もがとりがちです。
また、どうしても、その道中で止まってしまったり、
オールが折れてしまったり、
オールを漕ぐのをやめてしまったり。
そんな事は当然あると思います。
一時的に止まろうが、漕ぐのを辞めようが、
そこで英気を養い、またオールを漕ぎ始める、という価値観の重要さを、
Tim Buckleyさんは謳っているのだと思います。
つまり、「前に進むための諦めや停止」を肯定してるんですね。
継続するために、
止まることも、オールを漕ぐ事を一旦辞めることも視野に入れる。
これはコンテンツマーケティングに限らず、経営においても、
私が何かを続けるために大切にしている価値観です。
実際にこの価値観のおかげで、自分に対する、継続に対する期待値の調整ができ、
4年以上継続してコンテンツマーケティングに取り組めていると自覚しています。
自分が発信できる・共感できる情報発信にこだわる
良し悪しは当然あると思いますが、
継続できる理由の一つに、「無理して発信しない」という軸を設けています。
でないと続かない確信があります。
toBでは「経営やマーケティングに本気で取り組み、失敗も成功も、カッコ悪いところも全て、経営人生そのものをコンテンツにする。」という軸があります。
toCでは「心ゆるむ、やさしいインテリア」というコンセプトがあります。
そこに共感できるからこそ、発信したい内容だからこそ、コンテンツマーケティングを続けられていると思っています。
現実問題、興味のない分野や、本気で思っていない内容を発信しつづけるのは無理があります。
人間、どれだけカッコつけようが大人ぶろうが、
結局「言いたい事を言いたい」生き物です。
それを無理に否定せず、事業設計の部分から、
「私は私の価値観を良いと思っているし、努力してる。
これを発信して世の中に受け入れられないのであれば、事業を辞めていいや。」
くらいの気持ちで、
発信したい事を続けているからこそ、
コンテンツマーケティングが4年などというスパンで続けられてるんですね。
toCのほうの通販事業のコンセプト、「心がゆるむ、やさしいインテリア」は、
実は別の人が作ったコンセプトですので、
私なりにこの文章を再解釈し、自分に当て嵌め共感できるようにコア・コンセプト調整する、
などのタスクも行ったりしました。
そのおかげで、toCのSNS投稿も続けられています。
もちろん最近は業務委託さんに頼ったり、夏頃入社するかもしれない社員さんに頼ったりはあるかもですが、
基本的に継続のためには、自分が共感できるように、
自分やコンセプトや解釈を調整する、というのはとても重要に感じます。
まとめ
以上、私がもう4年にわたり、
このブログであれ、toCのSNSであれ、
発信を続けられる根底となる価値観のご紹介でした。
もしコンテンツの継続に悩んでいる方がいましたら、
ご参考になれば嬉しいです。
今後ともソラノデザイン合同会社を、
何卒、宜しくお願い申し上げます。
余談
こちらは余談ですが、コラムで引き合いに出させていただいた、70年代のアーティスト。
70年代のアーティストは、やっぱりいいですね。
私の生まれる20年ほど前ですが。
70年代に有名だったアーティスト、大好きなTom Waitsさんの楽曲の、これまた大好きな方のカバーを最後に掲載して、このコラムを締めたいと思います。