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自社事業のブランド名をつけた経緯

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公開日:2025.02.13    更新日:2025.02.16

 

2020年の8月に作ったこの、ソラノデザインという会社。

 

その2020年の年末ですかね。

インテリアショップをやろうと思い立ったのは。

 

 

ブランド名で検索に引っかかって欲しくないので、

正式名称は伏せますが、Fから始まるブランド名です。

 

 

 

変な話ですが、もともとこの名前の由来は、

「他のブランドと被らないオリジナルの名称で」

「なおかつ呼びやすく親しみやすい」

という2軸を満たす、

といった理由でつけました。

 

マーケットイン型の起業家ですからね。

 

 

そして、

もう一つ個人的にこだわったのが、

F、から始まるブランド名であろうという事でした。

 

 

 

これまで自分の人生に色濃く影響を与えてくれたアーティストは、

全てFから始まるアーティストだったので、そんな個人的なジンクスから、

Fで始めるブランド名にしようと思い命名しました。

 

今じゃこんなに多くの人たちにとって意味があるものになり、

驚いたり嬉しかったり。そんな思いです。

 

 

 

インテリアショップとは決めていませんでしたが、

受託業で起業し、

資本集約型のビジネスモデルを作ろう。

 

というのは元々の計画です。

 

27歳の頃の私がそう思い作った法人がこの、

「ソラノデザイン」。

 

 

 

 

 

私は母がピアノ教室を営んでまして。

幼い頃から、フレデリック・ショパン(Fryderyk Franciszek Chopin)の楽曲を弾く母の元で育ちました。

 

 

音楽好きの両親で、色濃く影響を受けましたね。

 

そして家族の影響は関係なく、

私が学生時代大好きだったのが、

「John Frusciante」というギタリストでした。

 

同じく「F」です。

 

好きなギターのメーカーさんもFで始まります。

 

なんだかFには思い入れがあるなーと、

そんなふうに思いながら過ごしてきた人生でして。

 

 

 

 

 

自分が作るブランド名にも

「F」をつけたいと思った。

そんな思い入れがあります。

 

 

 

話は変わりますが、

起業してからは「John Frusciante」の「Chances」という作品の歌詞を、

よく思い出します。

 

 

 

“今消えて無くなる時が来た。

俺は誰かに求められるような人間じゃない。

チャンスはやってきて、そして去っていく。

こうやって見逃すんだ。”

 

和訳するとそんな歌詞から始まる

John Fruscianteの”Chances”という曲。

 

 

 

 

中学生の頃はじめてこの曲を聴いた私は、

「なんて暗い歌詞なんだ」くらいにしか思いませんでした。

 

しかし、Dmキーで始まるこの曲には、

マイナーキーでありながらなぜか明るさや希望も感じるコード進行・メロディもあり、

曲と歌詞が合ってないなーなんて、

そんなふうに思って聴いていました。

 

 

ただ高校の頃、17歳の頃ですかね、気がついたんです。

 

 

この曲は「チャンスを見逃してしまった人の人生」を語っている曲で、

「目の前にあるチャンスを見逃すんじゃないぞ。見逃すと去っていくからな。」

と比喩的にリスナーに伝えている、

応援ソングなんだなと。

 

 

 

だから短調(マイナーキー)の曲でありながら、

どこか希望感じる曲なんだなと。

当時妙に納得したんです。

 

“今消えて無くなる時が来た。

俺は誰かに求められるような人間じゃない。

チャンスはやってきて、そして去っていく。

こうやって見逃すんだ。”

 

 

そんな歌詞から始まるこの曲が、

今改めて、経営者である自分に刺さってまして。

 

 

“チャンス”というモノの大切さと儚さを、

自戒を込めて書いてるんだろうと、

勝手にそう解釈してるんです。

 

 

 

この曲が収録されている、

“Shadows Collide With People”というアルバムを聴きながら、

“チャンスを見逃さないように”日々の経営に向き合っています。

 

 

余談ですが、このアルバムに参加したアーティスト、

オマー・ロドリゲス・ロペスも、

ジョシュ・クリングホッファーも、

どちらも素晴らしく。。。

 

 

話を戻します。

 

 

 

17歳の頃、

この歌詞の意味を自分なりに咀嚼した頃。

 

言葉の通り、

チャンス、というのは本当に一瞬だけ、

目の前を通っていくんだと思ったんです。

 

 

 

 

見逃すどころか、気づかない事もあるかもしれない。

気がついても、見逃してしまうかもしれない。

 

見逃さないよう、

ちゃんと真っ直ぐに、

逃げずに現実を直視して。

 

来るべき時が来た時、

ちゃんと手を伸ばして、掴まないといけない。

 

 

そんなことを歌ってる歌なんだと思ってます。

 

 

 

 

そして、何よりこの曲の良いところ、

応援ソングなんだなと思うところが、

曲名が複数形なこと。

Chancesという曲名なんです。

 

歌詞を全文和訳しても、暗さしかないんですけどね。笑

でもじっくり解釈すると、応援ソングだと思うんです。

 

 

 

チャンスは一瞬で目の前を過ぎていくもの。

見逃してしまうもの。

しかし、もしかするとチャンスは複数回ある。

 

 

次こそは、それを見逃しちゃいけない。

 

 

 

 

そんな歌だと思うんですね。

 

 

 

回りくどくなりましたが、

今私たちが作ったブランドは、

世に広がり、世に愛される、

チャンスがまだあると思うんです。

 

 

そのチャンスを見逃すなんて、もったいない。

 

 

 

もう過ぎた過去ですが、一度、このブランドはキャッシュアウトしかけたこともありました

私も一時期、自己破産やクレジットカードが作れなくなったりローンを組めなくなったり、

そんな事を覚悟した事もありました。

 

 

その時、本業後に無償で駆けつけてくれた友人・先輩等には、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

当時そうなった原因を振り返ると、働きすぎ・期待しすぎ・投資しすぎでしたね。

 

悪いのは私の「経営能力」。

もう二度と売上・利益は下げない。

そう誓いました。

 

 

 

 

 

 

このブランドは、ビジネスの楽しい面も辛い面も、私に教えてくれました。

 

 

 

経営が傾くと、こんな事が起きる。

 

経営能力が不足すると、自他共にろくなことにならない。

人間的な器が不足すると、人すら大切にできない。

 

 

 

人生初めての事業の危機は、

もう絶対に経営は傾かせないと、腹を括るきっかけになりました。

 

生き残ったということは、反面このブランドはチャンスも与えられたんだと。

 

いろんな人がこのブランドに与えてくれたチャンスだと。

 

ピンチはチャンスとは、よく言ったものです。

 

 

 

その後はひたすら毎日、問題やマイナス要因の言語化・ジャーナリングを行う日々。

気持ちの面でも利益の面でも、マイナス要因を洗い出し終われば、

あとはそれをどう自責で捉え直し経営に実装できるか。

そして最後は自責に戻り、新しい経営計画が出来上がった結果、売上は2倍に。

 

組織の誰にも自己犠牲がなく、給与が高い環境を実現するきっかけにもなりました。

 

 

また、

事業が傾けば、誰も悪くないのに皆不幸になる。

周りを見ててもそうなんです。

結局”売上利益”や”時間”が足りないのが原因の”不幸”は本当に多い。

それは企業だけではなく家庭でもそうなのかもしれません。

今後、自分のビジネスに”人”が関わる以上は、

誰が何を言おうが、もう二度と、売上・利益を軽んじない・下げない。

覚悟が決まりましたね。

 

 

 

その年の暮れには、

気持ちを整理するため、

余ったキャッシュは全て寄付し、

ゼロからスタートを切り直しました。

 

 

寄付金額と新しい事業計画書を税理士さんに見せた際、

なんとかこのフェーズを乗り越えてやろうという執念を感じると言われました。笑

 

 

 

今あらためてコラムに書いてみると暗って思う出来事ですね。笑

しかしあの出来事は私を成長させましたし、売上も経営力も、変えてくれました。

 

 

 

 

今はとっくに落ち着いて、穏やかで、前向きな日常を取り戻しています。

 

事業理解に体を入れ、プレーヤーとしても動き顧客理解に努め、

売上がガンガン伸びています。

 

 

まだ、このブランドにはチャンスがある。

 

 

 

 

最近32歳になって思うのがですね。

親友と良く話すんですが。

 

事業が傾いた時思ったのが、

今私が突き詰めてる、年商やアセット(ハードスキル)なんて本質的には人生でどうでも良くて。

 

結局、愛情深い人には勝てないんだなと思ったりもします。

さっき書いた話じゃないですけど、あの状況・あの状態の他人を応援できる器というか。。

 

誰よりも、あの時期に、なんのメリットもないのに、

夜中にソラノの事務所に通い詰めて事業再建を手伝ってくれた友人たちや先輩方。

 

 

「誰かに優しくできる力」

仕事と関係ないところで、人生で突き詰めていきたいスキルなんですけど、勝てないなって思いましたね。

同じ状況で自分は同じことができる人間だろうかと振り返るきっかけになりました。

 

それを他人に求めるのではなく、自分に求めていきたい。

 

 

ただこのコラムで言いたかったのは、

素直に、優しさを持った人たちは、尊敬できるし勝てないなと。

 

 

 

 

色々経験しますし、色んな人に出会うんですよ。経営してると。

多分月に30人は、新しい出会いがあるんですけど。

 

結局4年ちょっと経営して、

記憶に残るのは「優しい人」だったり「愛情深い人」だったり。

32歳になって、そんなふうに思うんですね。

 

スキルが高いとか年商が高いとかじゃなくて、優しい人が記憶に残るなと。

 

 

 

そんな話を最近、大好きな町屋ダイニングあぐりさんで、親友とよく話します。

 

親友も結構すごいんですけどね。スキルも束ねている人数も。

でも彼も同じ想いです。

 

とりあえずThe Beatlesの「All need is love(愛こそが全て)」を沢山聴いとけと、よく言われています。。 苦笑

 

 

 

 

話を戻しますと、

とりあえずソラノデザインでは私は経営者、世の中は資本主義。

 

せっかく生き残ったブランドなら、大きくしていきたい。

 

そういう気持ちはやっぱり強くてですね。

 

 

 

このブランドが生き残ったのには意味があり、

 

このブランドにはまだ、チャンスは残ってると思うんです。

 

 

一度いろんなことに疲れて、個人事務所としての会社でやっていこうかなと思っていたソラノデザインですが、

伸びている事業を見て、このブランドをさらに伸ばしたいと思い、

最近改めて正社員求人を出させていただいている。そんな次第です。

 

 

 

“今消えて無くなる時が来た。

俺は誰かに求められるような人間じゃない。

チャンスはやってきて、そして去っていく。

こうやって見逃すんだ。”

 

 

 

大好きなアーティスト、

John Fruscianteが描いたこの歌詞の意味を、

改めて思い出し、噛み締めながら、

ちゃんと事業に向き合っていこう。

 

チャンスを掴んでいこう。

 

 

 

 

そんなふうに思い、珍しく純度100%定性のコラムを書いてみました。

 

後にも先にも、SEOを気にせず純度100%の定性コラムはこれが最初で最後だと思います。笑

 

 

 

 

 

もうちょっとな気がするんですよ。

このブランドが、世に広まり切るまでは。

 

おそらく今週、6万フォロワー達成の予定です。

 

最後までやってやろうと思います。

 

 

 

明日からもまた、頑張ります。

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