公開日:2021.11.05 更新日:2021.11.05
いつもご覧いただきありがとうございます。
ソラノデザインの角田です。
今回は「WEBサイト制作・デジタルマーケティングにおけるターゲティングの重要性」といった内容の記事を書いていきたいと思います。
WEBサイトを作る際、「集客」「売上の向上」を求めるクライアント様はとても多いです。
その際に私たちマーケターやWEB制作者は様々な手を使い、
顧客獲得単価の改善やPV数の向上、場合によっては読了率の向上など、様々な目標に向かい施策を講じます。
今日はその中でも私が大切にしている、「ターゲティング」について記事にまとめてみました。
目次
ターゲティングとは
私がよく重要視しているのはターゲティングです。
WEB業界内では難しい知識や技術ほど使いたくなる謎の風潮があるのですが、笑
ビジネス界隈にいる方なら誰でも耳にしたことがあるこの「ターゲティング」という言葉はとても奥が深く、
デジタルマーケティングにおいてとても重要だと私は考えています。
ターゲティングとは、ビジネスにおいて、「販促する市場、戦う市場を狙うこと」を指すのですが、
これだけではまだフワッとしていますよね。
具体的な例を出して説明していきましょう。
「ターゲティング」のわかりやすい例
例えば私がウォーターサーバーを売りたい営業マンだとします。
そして近くで大規模な音楽フェスがあり、たくさんの人が歩いて駅から会場に向かっています。
さて、そこにウォーターサーバーの営業をかけるとどうなるでしょう?
どれだけたくさん人がいても、これからライブ会場に向かう人たちに、
「うちのウォーターサーバー買いませんか?こんな機能があって、今ならこんなメリットがあるんですよ!」と、
どれだけ力説したところで、この状況では成約率は0%に近いでしょう。
「今ならもう一個ウォーターサーバーがついてきます!」くらいの大盤振る舞いをして、
かろうじて1個売れる程度だと思います。笑
対して、駅からライブ会場に向かう人たちほど人数はいなくても、
近くの電気屋さんの一角を借りて、来店するお客さんに「うちのウォーターサーバーを買いませんか?」と言った場合はどうなるでしょう?
何かいい家電製品がないかな、家電を買おうかな、と訪れたお客さんの中には、
ウォーターサーバーを検討してくれる時間があり、なおかつ興味を持ってくれる人がいるかもしれません。
「人を集める」のではなく「見込み顧客がいる場所で営業活動をする」
上記の例のように、マーケティングは、ただ人を集めれば良いというものではありません。
そもそも、自分のところに人をたくさん集めようなど、おこがましいと言っても良いかもしれません。
マーケティングとは、市場を調査し、戦う市場をしっかりと選定し、
自社の「見込み顧客が集まっている」場所やWEBサイト、SNS、Googleの検索結果画面などに、
効果的に自社や商材の魅力を訴えていく戦略的活動と言っても過言ではありません。
今、私が書いていているこの記事も、「デジタルマーケティング」に興味を持っている方が見てくださっているはずです。
私の中でマーケティングは、
「さあ、集めよう!集まれ!」といった姿勢ではなく、
「ソラノデザインの見込み顧客層様にとって利益がある情報を書いてます、是非ソラノに興味を持ってください….」
くらいの姿勢です。笑
例えば、私がこのWEBサイトで、「おすすめ パン屋 金沢」などの検索順位を上げても、
ソラノデザインの利益にはなりません。
上記のキーワードで集まる人は、WEBに興味があるとは限らない層です。
ソラノデザインのサイトでは、例えば「WEB制作会社 選び方」「ホームページ 集客 ターゲティング」などのキーワードで検索順位を上げるべきです。
また、WEBサイトの制作依頼をくださるのは、個人事業主様や企業様の、決裁権を持ったユーザー層です。
10代、20代のユーザー層が多いSNSに広告を打ったところで、費用対効果は悪いです。
経営者や経営者層、個人事業主の方は、年齢層が高めです。
30代以上の、ビジネスリテラシーが高いユーザー層が集まるWEBサイトやSNSなどに広告を打つと、
広告の費用対効果(ROASと呼びます)は優れているでしょう。
上記の例のように、「ターゲティング」はデジタルマーケティングやWEBサイト制作においてとても重要です。
自社の顧客層はどのような年齢層で、どのようなタイプの方がいて、男女比率はどんなふうになっていて….
など、データに基づき適切にターゲティングしていくことで、
費用対効果の高いWEB制作・デジタルマーケティングを行っていきましょう。