公開日:2023.04.07 更新日:2023.04.16
いつもご覧いただきありがとうございます。ソラノデザイン代表の角田です。
新年度になりまして、桜も散り始めた本日4/6、気持ちを新たに新年度を迎えています。
色々苦労の多かった2022年度、
自分の未熟さや反省点も多々思い浮かべ、自分の青臭さ・若さに嫌気がさすこともあれば、
本当に恵まれていると、ひとつひとつのご縁に感謝することもあります。
総括すると、相変わらず慌ただしい1年間でしたが、
充実した、実りある2022年度でした。
改めまして皆様、今年度もソラノデザインを、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
2023年度になって、やっと経営者になれた気がします。
特に3月は色々悩んだり、意思決定に迷う事も多かったのですが、
この4月、「ようやく経営者になれたな」って、そんな気がしています。
周りの先輩方にも、「ようやく経営者っぽい考え方になったね」と言って頂けるようになりました。
これまでは気持ちで動く事が多かった私ですが、
経営に関わるヒト・モノ・カネ、全てを数字で見る事が、
却って世の中のためになるし、周りの人たちのためになる。
そんな当たり前のようで、中々腹落ちしなかった価値観を、
ようやく自分の中にインストールできた気がします。
これまでまだまだサラリーマン気分、いや学生気分が抜けなかった前年度を反省し、
今年度はしっかり数字を追いかけて、
今以上にクライアント様の利益と、自社の利益を追求していく経営者になろうと改めて初心に戻っています。
結局は資本主義の上に成り立つ「会社」というコミュニティは、
「数字」を追いかけないと意味がない。
法人を俯瞰で見て、自分自身もスタッフとしてカウントし、
一番利益を出してるスタッフが一番パフォーマンスが上がる座組みを整え、
リスクとなり得る行動は徹底的に避け、
コントロールできないリスクは事前に徹底的に排除し、
業務についてもマニュアルを整え、
経営者として誰と働きたいだとか、こういうビジネスをしたいだとかは二の次で、
利益ベースで収支を管理し、リプレイスコストを抑え、
利益を出す = 事業として成立する受発注以外は避ける。
とにかく、とにかく「数字」を追いかける。
数字や効率化を軽んじ、ストレスで滅入ったりパフォーマンスが落ちたり、そんなバカな生き方はもう辞めにしようと実感しました。
数字に関係のないところで、一喜一憂していては、ここで会社の成長は止まってしまう。
もっと「数字を追いかけなきゃ」いけない。
企業生存率を見ていても、経営はそんな甘いモノじゃない。
会社を守り、成長させる。
今より上に、見たことない視座に立つためには、もっと数字を追いかけなきゃいけない。
改めて初心に戻るきっかけになった2022年度でした。
今はクリアな気持ちで、数字を見据え、真面目に、ワガママに、
経営にコミットし、会社を守る事ができています。
自分のためにも周りのためにも、「全てをちゃんと、数字で見よう」。
意思決定がまとまってない事は口に出さず、発言の一つ一つを「経営のため」にしていこう。
ようやくその決断が、自分の中でまとまってきた気がしますし、
昨日、2023年4月5日が私にとって、新しい価値観への切り替えの期日にしてた日でした。
無事、ゆるやかに、新しいスタートを切れた気がします。
これまで数字ベースで経営することは、
なんというかちょっと悪者っぽい、性格の悪い、冷酷なイメージを持っていました。
ただ、会社というコミュニティは、結局は数字の上に成り立つ物。
これまで決して赤字はなかったのですが、それでもどこか毎日、心に余裕がありませんでした。
伸びるだけではなく、成長曲線まで思い通りにしたい。
前年度は数字以外の「定性的なもの」に価値基準を置いて経営していたのが原因で、
本来経営に関係ないことでも一喜一憂し疲弊していましたし、
効率を重視しなかった = もっと数字を追求しなかった事を、
「経営者として甘かった」と強く反省させられた年でした。
経営者が疲弊しているようじゃ、会社は成長しませんし、
会社が成長しないと、クライアント様に提供できる価値も成長しなければ、
スタッフの給与も上がりません。
過剰なほど数字があれば、もっと余裕も生まれ、トライしたいビジネスにトライでき、
貢献したい活動に貢献できる。
提供したかったビジネスを世の中に提供できる。
数少ない選択肢の中で、一見冷酷にも見えるこの「数字ベース」という選択肢が、結局一番皆を幸せにする。
ようやく、「それが世の中ってものなんだ」と心から理解でき、腹落ちした気がします。
反面、感情に流された決断や、中途半端な気遣いや人情が、自分が抱え切れないストレスを生み結局周りを不幸にしたり迷惑をかけたり、何より自分の余裕を失くす。
比較的、情に流されたり、白黒思考があったりする私でしたが、
「まだまだ中小企業、100点を取れないのならば、今取れる一番良い点数を取れる選択をする」事に、
ようやく踏み切る事ができました。
誰かのポジティブなリアクションも、ネガティブなリアクションも、
全て私を成長させてくれてる気がしていて、環境には感謝しかないです。
今の自分じゃ、まだまだ気に入らない。
もっともっと、上に、
まだまだ上に行きたいです。
昨年度、私が本当に作りたかった、ビジネスを始めた頃からずっと夢に見てた法人を作るには、
今の私や、今の私の法人では、余裕も、器も、数字も足りていないし、
今の私では、その負荷に耐えられず、騙し騙しやってしまっている。
今年度はまず余裕を作り、器を大きくする事。
この場所でもがいていても、前には進まない。
創業期のように初心に戻って、改めてしっかり、本気で自分を仕事に捧げて働こうと決めました。
そんな学びの多かった2022年度、その経験を活かし、
もっとクライアント様にも数字で貢献できる会社であれたらと、
強く決断しています。
数字を大切にしつつ、
「人の己を知らざるを患えず 人を知らざるを患う」という言葉も大切に。
私が今回の決断ができたのも、スタッフ皆が優しくて、スタッフ同士が仲良さそうだから。
優しさはスタッフに任せて、私は安心して数字を追いかけられるなと感じました。
特にソラノデザインNo2のOさん。
人望も人徳も厚く、他のスタッフも彼を慕っていて、
社内のオペレーションや組織をまとめるのは彼に任せて、
私は少し組織から距離を置いて、
事業作りや利益を追うのにコミットしていいのではないかと最近感じています。
奇しくも私が数字を追う価値観に変えようと決意した2023/4/5、
皆を見ていて心からそう感じました。
組織作りから少し離れて、もっと事業作りや数字を追う活動にコミットして良いのではないか、
そういう流れが来てるのではないかと感じています。
クライアント様にも安心して頂ける、心強いNo.2です。
ちょっとずつ、私が組織から離れ、私のリソースを数字や新規事業にコミットする勇気を、今のチームメンバーが与えてくれた気がします。
新しい価値観・組織で、
これまで以上にお客様へも、数字ベースでの提案や成果を追求していきますし、
全ての仕事に対して、より真摯に、よりプロフェッショナルに、
ビジネスマンとして、この2023年度を駆け抜けたいと思います。
終わった映画やストーリーを何度も見るなんて無粋なマネは嫌いです。
成長した新しい自分を迎え、常に視座を高める事を忘れずに、もっと上を目指そうと思います。
まだまだこれからです。