公開日:2025.05.28 更新日:2025.06.01
いつもご覧いただきありがとうございます。ソラノデザインの角田です。
そろそろ5月の売り上げが締まる時期。
去年は体調不良もあったり、
財務的に危機的な状況もあったりで散々でしたが、
全部乗り越えて、体調的にもようやく最近調子が良く、
会社的にもようやく、この1年の成果が数字で出てきました。
6月、つまりあと1ヶ月で決算が締まるので、届くか微妙なところなのですが、
やっともう少しで、年商が億超え。
お金だけが目標ではないですし、
たった1億、先輩方からすると小さい目標でもありますが、
私からすると「やっと辿り着けたか」という、一つの区切りになる嬉しい通過点。
最近は特に、制作事業が好調で。
まだまだ会社としては投資フェーズで現金は少ないですし、
去年までの負債と累積赤字がとんでもない額なのでぬか喜びではあります。
しかしシンプルに努力が報われたのが嬉しいですし、
ここ最近は、気持ち、幸福度もかなり上がり、心が静かになった気がします。
しかし、まだまだこの場所は通過点。
引き続き必死に、週7働こうと思っています。
昨日AIによる業態変化やピボットについての記事に書いたように、
時代的にはなんの保証もない年商ですが、嬉しいですね。
正直、先輩方が優秀すぎて、、
もう皆さん2桁億とか普通にやっちゃう方ばかりなので、
数千万って…と、自社の年商がずっと、恥ずかしかったんです。
30歳を超えても、”くだらないプライド”ってものは、自分の中から消えてくれないものですね。
周りに学歴が高い人がいれば、学歴や職歴を気にする。
周りに年商が高い人がいれば、年商を気にする。
どれだけ綺麗な価値観を考え実行しようとしても、
結局人間、他者との比較でしか自分を測れないなんて弱い生き物だな、とか思いながらも。
嬉しいものは、嬉しいので。
素直に喜んでおきましょう。
今の年商や、今の自分を形作ってくれた、
今の環境やコミュニティに感謝していますし、
結構メンタル的にもやられてた昨年、救ってくれた皆に感謝しつつ。
(よく離れてかなかったよな)
この頃は、今の居場所に、ようやく居心地の良さを感じています。
落ち着いた今。
一回少し、案件数を減らし、手を抜く1ヶ月が欲しいところでもあります。
しかし、作りたいアプリ開発に施策に、やりたい事がとめどなく溢れていて。
休むタイミングについては、悩むところ。
AIの怖さもありますからね。
本当に一年、色々なタスクに追われ時間がなく、計画通り進まなかったんですが。
来月もう一踏ん張りハードワークして、アフィリエイトサービスプロバイダーを開発したい。
結局、その方向にリソースを振ってるんでしょうね。
来月の私。
しかし「休息」という選択肢がなかった去年・一昨年に比べ。
選択の権利が自分にあるだけでも、本当に幸せです。
何より、頑張って稼いだ利益が、
適切に未来への投資に使われるのが、一番、心がやすらぎます。
徹夜して稼いだ個人粗利が、誰かの怠惰や、甘え、逃げの補填に消えていく。
自分はそれが、一番メンタル的にきつく、
それが原因で部下を愛せなくなるタイプなんだと、去年自覚する出来事がありました。
しかし経営なんてしていれば、
部下がさぼっちゃったり手をぬいちゃったり、
そういうスタッフも当然現れ、
そのスタッフに非はないです。
非はないどころが、それが今の日本の”普通”でしょう。
なので、そんな自分を知った時、かなり葛藤しました。
経営という仕事には向いてないのではないかと。
しかし反面、「自分が一番傷つく環境」を知れた今は、
それを避け生きることも、経営することもできる。
去年のある時期、個人の貯金を破産覚悟で全部、
会社に突っ込んだのですが、今となれば本当に良かったと思っています。
苦労の分、気づきが多かった。
結論、自分らしく経営するしかないと思い、ようやく迷いが晴れています。
最近は社長である私が、
徹夜で皆の投資額稼いでる時は、
お前らもピリッとしろと。
残業はしなくていいが、
数字追いたくないだの、社長の愚痴だの、
今このタイミングで言う人間は、
ソラノには要らないと。
大切に思えなくなると。
申し訳ないが自分はそういう人間で、そんな人間が経営する会社がここなんだと。
そう、あえて言語化するようにしています。
「この組織の正義はこれだ」というのを明文化する事で、
合わない人を巻き込んだり、採用したりせず。
合う人だけが残ることで、自分や周りの幸福度が上がっている確かな実感があるんです。
ブランド作りなんて必ず、大変なフェーズがあり、
良い時だけでなく、必ず悪い時があります。
事業が出来上がってる大手と、我々は違いますし、
「お金も認知もない0から、ブランドや事業を立ち上げる」のに、適した人材も適さない人材もいます。
今の規模の会社・ブランド作りのフェーズで、
経営者が社員を大切に思えないと。
皆のために、借金して乗り越える。
全財産突っ込む。
そんな選択肢がとれなくなったら。
事業が、立ち上がりきらないと思うんです。
絶対にそういった、
気合の入った選択が必要なフェーズやピンチが、ブランド作りでは来る。
そういう仕事です。
その代わり、自分たちで作ってくブランドで、
ご飯を食べてく権利は、私はとても価値があるもので、
それは本当に楽しいし幸せな人生だとも思っています。
もちろん安定フェーズでは、
皆で足並み揃えて、手を抜こうと。
社長の文句言いたければ、陰口なり直接喧嘩売るなり、その時に言えと。
サボったり怠惰な日々を送りたければ、安定してる時期にそうしろと。
許せるし許容できると。
今はそんなふうに言語化していますね。
スタッフを対等に人間として見る代わりに、スタッフに現実を見ろとぶつかる、経営か。
完全にスタッフを見下しきって、この人たちは何も追えない・何も現実が見えなくて当たり前だよねと、相手を見下し、許す経営か。
前者の経営スタイルを取りたいなと思いました。
全て許容する時は、完全に人として見なくなった時でしょうね。
時期によって、「数字追え」と言ったり。
「今は追うな」「サボれ」とか言ったり。
一見めちゃくちゃ言ってるように見えて、
一番、みんなが幸せな最大公約数な気がします。
なぜなら、「理想」をぶつけても現実は動かないからです。
社員の理想を会社にぶつけても、会社は倒産するでしょう。
しかし社長の理想をぶつけても、社員は不幸になる。
そんな最大公約数を見つけて、
ペース配分が合う人とだけ働き、
合う人とだけ、連絡を取り合う。
環境作りも、一緒に過ごす人も。
全ては自分が選んでいる。
そうする事で、自責で生きられると感じています。
繰り返しになりますが、
自責で経営するからには、これは良くて、これはダメだと、
しっかりと「組織の軸」を作らなきゃいけないと感じました。
「ビジョン」を売上やROIが悪い「言い訳」に使う経営者を、
相当数目の当たりにしてきた人生だったので、
個人的にはあまり積極的に作っていなかった「ビジョン」も。
ついにあの角田(私)が、作り始めたくらいです。
事業立ち上げフェーズが完璧に終われば、
「俺が頑張ってんだから皆も頑張れ」ってやり方も、
また直さないといけませんね。
一歩一歩。
なんにしましても、
これ以上、人に迷惑はかけませんし、
これ以上、年商は落としません。
経営も、精神的な健全さも、肉体的な健康も。
今は、万事、順調。
そう言えるでしょう。
それもこれも、自分を知れたから、今の環境に落ち着いたからです。
この苦労話をするのも、ジャーナリングするのも、
昔を思い出すのも、これで最後ですね。
自分の中で整理ができ、思い出す必要もなくなりました。
それと、
もう少しで禁煙1年であることが、年商1億と同じくらい嬉しいのですが。
自分語りはほどほどに。
さてと今回、最後にかなりの有料級情報を、
数日かけてこのコラムに書いていこうと思います。
破産覚悟で事業立ち上げた人間が、
必死に掴み取ったマーケティング施策と、
のほほんと、本で学んだマーケティング施策。
どちらが、現場で活きると思います?
私は前者だと思いますし、
コンテンツにする価値があるってものです。
「マーケティング施策」として、
年商に好影響を与えた再現性のある情報を、
長文でコラムにしていきたいと思います。
宜しくお願いいたします。
後日追記予定….
目次
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後日追記予定….
広告のABテストを100パターン一気に行うために財務リスクを取る
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クリエイティブ量産におけるマネジメントと改めた組織作り
後日追記予定….