公開日:2025.05.27 更新日:2025.05.27
いつもありがとうございます。ソラノデザイン合同会社代表の角田です。
AIの進化スピードには、ただただ打ちのめされる思いです。
何度も書きますが、このまま行くと、
近い将来「WEB制作」という業界そのものが、AIによって根底から覆されてしまうんじゃないか、と。
本当にそろそろ、WEB系、WEB広告系、色んな職業が終焉に近づいています。
目次
“人手”を介したWEB制作が消える未来
AIはすでに、デザインのワイヤーフレーム生成やHTML/CSSの雛形作成を当たり前のようにこなし始めています。
しかも今ではJavaScriptのインタラクション部分まで、プロンプト一発で書いてくれる。
これが「補助」ではなく「代替」になっていくタイミングが、想像以上に近づいている、そんな気がしてなりません。
もしFigmaが、「対話型AI」と「デザイン生成」のハイブリッドツールと進化したら。
それが、オンラインで3万円でできるサービスになったら。
顧客がディレクターに伝える感覚で、PCと会話しながらWEBサイトが完成する。
そのフェーズまであと数年でしょう。
とはいえまだまだ、綺麗なWEBサイトを作るには、
WEB制作会社の手が必要。
WEB制作会社に依頼する最後の時代になるかもしれないので、
ぜひホームページ制作をご検討中の方は、ソラノデザインをご検討ください。
後悔はさせませんので。
話をAIに戻しますと、
なぜ数年前Adobe社がFigmaを買収したのか考えてみたりすると。
納得のいくシナリオが思い浮かびますよね。
米国の大手IT企業が、我先にと、利権を獲得するため、開発競争をしているのでしょう。
色々考えても仕方ないですが、深掘りすると考えは止まりません。
タイムリミットは、もう目の前に
私は、この業界が安全圏だとは思ったことがありません。
数年後、いつでも撤退できる、無借金経営を貫いた理由の一つが、AIです。
その考えのもと、
「そんなに急がなくても」と言われたり、
「そこまでコミットしなくても」と揶揄されたりしながら、別のビジネスモデルを作ってきました。
WEB制作事業の成長を止めてまでです。
しかしそんな準備をしてきた私も、正直、ここまで”差し迫っている”と感じると、怖い思いがありますね。
準備してきたはずですし、頑張ってきたはずなのにです。
思ったより受託以外の事業を成り立たせるのは大変で、
まだまだ時間が足りない、そう感じます。
しかし時代の変化は止まらず、
あと1〜2年、長くても3年以内には、今ある案件の一定数はAIで完結してしまうでしょう。
じゃあ今の10倍ほど案件が必要なのではないか。
その受注経路は?
他社も同じ状況だから確実に競争は激化する。
少ないパイを全員で取り合う、今の地域メディア事業以上のレッドオーシャンになる。
考えれば考えるほど、「WEB制作」という領域には、楽ではない未来が待っている。
そう予測してます。
結局深夜まで止まらないハードワーク
毎晩深夜までパソコンに向かい、AIとの付き合い方を模索しています。
新規事業の伸ばし方も模索しています。
どうすればAIのアウトプットを速く、精度高くチェックできるか。
どうすれば人間にしかできない“クリエイティブな差別化”を生み出せるか。
以前働きすぎで心身が疲弊した際に、もうハードワークするのはやめようとか思ったんですが、
今の時期は流石に努力しないといけない時代の過渡期でしょう。
むしろ今頑張ってない人、いつ頑張るんだと言ったくらいに思っています。
しかしポジティブなんですよね
しかし、最近かなりマインド的にはポジティブなんですよね。
「やれるタイミングで、やれる事は全部やった。」
心からそう思っているからです。
これでダメだったら、自分には運と才能が足りてなかったんだなと、
潔くWEB制作業界の終焉と共に、私の経営者人生も、(一旦は)終焉です。
ただ、全力出してダメだったら、気持ちも良いってものです。
一番嫌なのは、
「あの時、もっと頑張ってたらな。」
「あの時、もっと自分や人に厳しくしていたら。」
そんな思いをする事。
そんな事はなく、理解されようがされまいが、
この5年は、ブランドづくりの種銭を作る事、ブランドを作る事、
文字通り全力で取り組みました。
もちろんWEB制作事業にも全力で向き合いつつです。
なので引き続き、とりあえず、心身健康を保ちながら、
全力で、ハードワークしてみたいと思います。
とはいえ、資本主義じゃなかったら変わってた未来もあったな、なんて考えると、
「いい加減、資本主義に疲れたな」と思わない事もないですが。
私たちの生きる現実は資本主義。
現実から目をそらす弱さは捨てないといけません。
そして、ダメだったらダメだったで、一度サラリーマン生活に戻ろうと思うのですが、
それはそれで「業界選定や面接等、楽しそうじゃん」くらいに思ってます。
むしろ「生き残らねば」と、全力でサバイバルしてる自分を楽しむ感情も、怖さと並列して持っています。
色々乗り越えて、ポジティブになったこと。
この頃「経営してて良かったな」と思うことのひとつです。
そんなこんなで、SEOもコーディングもデザインもサイト設計も広告も、
何もかもが変わろうとしてるこの時代。
カッコつけて斜に構えたり、努力しない言い訳を作る人生は、あまり好みじゃないので。
真正面から向き合って努力していこうと思います。
全力でAIの進化と、時代の変化に向き合いつつ、
目の前のお客様のニーズにも全力で応えていく、そんな2025年を送ろうと思います。
最後に:不安を感じている同業の方へ、お土産情報。
もしあなたが時代の変化へのリスクヘッジで、何か事業を作るなら、
CPMの最大化で広告を売った上で、エンゲージメントがあったユーザーに対してだけリタゲを打つ、
というのが、この頃私がかなりハマっている施策ですのでやってみてください。
つまりインプの最大化・インプ課金で広告を打って、
エンゲージメントがあったユーザーにだけマネタイズ目的の広告を、
クリックの最大化・クリック課金で打つんですね。
インプ最大化の広告では「◯◯なアレンジ集!」などのコンテンツを回し、
プロダクトに興味があるユーザーにいいねさせたり、スワイプさせたりリアクションを取る。
その後、その層にリタゲで刈り取り型のコンテンツで広告です。
EMVで困ってる方は試してみてください。
もう32歳。
最近深夜にコラムを書くと、
おじさんなのでどうしても自分語りが増えてきて”これはいかん”と思っています。
本日以降の全てのコラムには、文末に、有料級の有益情報を書いていこうかと。
今後ともソラノデザイン合同会社を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。